セブ島旅行してみたい!フィリピンに住んでみたい!

フィリピン、セブ島への旅行を考えている人と、移住を考えている人+英語留学を考えている人のための情報ブログ。

【貯金】フィリピンの定期預金は面倒くさい! 前言撤回しますm(_ _)m

みなさん、こんにちは、夏真っ盛りのセブで、早くも暑さにバテ気味のDAIです。
4月というと、日本では、寒暖の差はあるにしても、一年で一番過ごしやすい時期のはず。
ですが、ここフィリピン セブでは、一年で一番暑い時期なのです。
雨が少ないため、昼の気温はグングン上がります。

どのくらい暑いのかというと...それが分かる、ビックリするような写真を撮りました。

この暑さを乗り切るためにとっておきの、ある食べ物と一緒に、記事の最後でお見せしますね。

さて、今回のお題ですが、以前の記事でご紹介した内容を、前言撤回します。 

フィリピンの定期預金-確かに利率はいいのだが...

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はい、以前定期預金についての記事でご紹介したこと自体は間違っていません、日本の銀行の定期預金と比較し、フィリピンの銀行の定期預金は、利子が100倍くらい良い、というのは事実です。

この点だけを見れば、とても良いのですが...

やはり世の中、そんなに甘くありませんでした。
発展途上国のフィリピン、いろいろな事が超面倒くさい! のです。

フィリピンの定期預金はこんなに面倒くさい!

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フィリピンの定期預金は次のような面倒くさい事があり、それは利息が高いというメリットを帳消しにしてしまうほどのものです。

定期預金の預入・解約に来店が必要

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大勢の顧客で混雑するBDO支店

昔は日本の銀行もそうだったわけですが、定期預金の解約だけでなく、口座開設・預入にも来店が必要です。
現在、日本の大手銀行の定期預金は口座開設・預入・解約を全てオンラインバンキングで出来るところが主流ですが、フィリピンはまだそこまで出来ません。

なんだ、来店くらい、すぐじゃないか!と思うかも知れませんが、この来店というのが、次のような理由でまた日本の数倍面倒臭いのです。

  • 日本と違って道がとても渋滞している
  • 道が悪く、穴が開いていたり、工事をしていたり、犬や牛や馬の糞があちこち落ちていたり、歩道もろくになく、通行が大変で歩くだけでストレス
  • バイクがなければジープに乗るが、ジープがなかなか捕まらず、やっと乗れたら混んでぎゅうぎゅう詰め
  • ジープが嫌ならタクシーに乗ればよいが、安いとはいえ銀行行くためにわざわざタクシー代を払うのはどうか? おまけに道が混んでいるので遅い

というように、ちょっと銀行行くのに大変な労力がかかり、銀行行くのに30分とか1時間かかるのがザラです。

ようやく銀行へたどり着いたと思うと、今度は番号札を取ってまた長時間待たされます。

銀行行って用事済ませて帰って来たら半日つぶれた、なんてザラです。
自宅でオンラインバンキング出来れば、どれだけの時間・お金・労力を節約できることか...

とはいえ、思い返せば、僕が子供のころの昭和の日本も、そうだったですね。
昔、母親に連れられて行った銀行は、混んでいる、待ち時間が長い、という思い出しか残っていません。

同じ支店でしか手続き出来ない

メトロバンク・BPI・BDOなどの大手銀行なら、セブ市内にはあちこちに支店があり、ちょっと移動すればすぐ支店を見つけられます。
じゃぁどこかへ行ったついでに、その近くの支店に入って定期預金すれば良いじゃないか、と思いますね。

ところがどっこい...

まず、フィリピンの銀行は、普通預金の口座を作った支店でないと、重要な手続きは何も行えないようになっています。
カード紛失時の再発行、契約の変更など、何でも口座を作った支店に行かなければなりません。

窓口でお金を下ろすだけでも、他の支店へ行くと、口座のある支店に確認が取れるまでお金を出せず、長い時間待たされます。 

定期預金口座の開設も、ご多分にもれず、です。
もし、普通預金の口座開設した以外の支店で定期預金口座を開設しようとすると、新規口座開設する扱いになり、手続きがイチからです(同じ銀行の別の支店に口座を持っているにも関わらず)。

銀行によっては、口座開設時の調査に数日かかる

今回私は、1か月の定期預金をBDOで、そして3か月の定期預金をSecurity Bankという銀行で預入しました。

BDOは既に普通預金の口座を持っていたため、定期預金の手続きは比較的スムーズでした(とはいえ、ガラガラにすいている状態で40分程度かかりましたが)。

Security Bankは普通預金の口座を持っていなかったため、新規で定期預金口座のみを開設することになりました。
ところが、Security Bankは新規で口座を開設する人は、銀行内部で調査をするらしく、その調査に3営業日かかりました。
最初に来店した時には預入出来ず、3日後に又出直して預入、と2回の来店が必要になったのです。

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SECURITY BANKの定期預金証書

上記の証書にあるように、15万ペソ(約31万円)を90日預けると、年利1.6%ですから、
150,000 × 1.6% × 0.8(税)÷ 12 × 3(ヵ月) = 480ペソ(約1000円)
が利子としてもらえることになります。
3か月寝かしておくだけで480ペソももらえるのはありがたい!
のですが、そのために最低3回(口座開設に1回、預入に1回、解約に1回)も来店しなければならないのです。
そのためのガソリン代と時間と手間を考えると、どうでしょうか...? 
私DAIはまだ、バイクがあるから良いですが、これ、タクシーで行ってたらタクシー代で利子の分使っちゃいます。

もちろん、これが自宅に居ながらにして、オンラインバンキングで出来れば、めちゃくちゃありがたい収入になるのですが。

満期前の解約は手数料がかかる

これが一番不便な点です。

信じられないことに、定期預金を満期日以外に解約すると、印紙税(ドックスタンプ)が顧客負担になります。

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BDOの定期預金証書

上記のように、2月20日に、5万ペソ(約105,000円)を、一ヵ月(30日)の定期に預けました。

30日後の利子は、
50,000 × 0.375% × 0.8(税)÷ 12  = 12.5ペソ(約26円)です。

なぜこんな少額でも一ヵ月定期にしたかというと、2月が円高だったため、まとまった額を日本から送金し、その後3月は日本で過ごすためフィリピンで使う予定がないので、寝かすのであれば一ヵ月だけでも定期預金に入れようと思ったわけです。
また、満期日を過ぎると自動で1ヵ月ごと継続されるとのこと。

BDOは今のところ私DAIのメインバンクですので、何かで支店に行くついでにいつでも解約すればいいわ、と思ったのです。

ところが、この月26円をもらう定期預金の預入手続きに、40分もかかったので、この時点で、もう今後こんな少額を定期預金にする意味はないなと思いました。

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その時の店内。このガラガラ加減でも、定期預金の預入手続きに40分掛かった。

それだけでなく…

満期日の3月22日は日本に帰省している予定なので、最初から満期日を過ぎた、4月に帰ってから解約するつもりでした。
その場合てっきり1か月目の利子はもらえて、2か月目は中途解約で利子が付かないだけと思い込み、先日銀行へ行ってみると…

なんと、満期日以外の解約は、印紙税として33ペソかかるというではありませんか。

50,012.5ペソ ー 33ペソ = 49979.5 ペソ って、元本割れ! です。

まぁ、預入時によく説明を理解していなかった僕も悪いのですが...

そして、満期日に解約しない限り自動継続されますので、つまり、毎月1回来る満期日に、わざわざ支店へ行く予定を立てない限り、手数料なしでの解約は出来ない、という事です。
電話での解約や、次回の満期日での解約を予約出来ないのかと聞いたのですが、無理、どうしても満期日に、契約した支店に来店する必要がある、との事でした。

面倒臭い定期預金以外に、高利息で貯蓄する方法は?

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もうとにかく、上記の理由から、フィリピンの銀行で小口・短期の定期預金をするメリットは全くないことが、皆さんお分かりいただけるかと思います。

では、これらの問題を解決する方法は、ないのでしょうか?

調べてみると、ありました。

それはなんと、

銀行の徒歩圏内に住む事!

そうすれば、いつでもすぐに銀行へ行けますので、上記の問題はほぼ解決します。

...というのは冗談です。

銀行の徒歩圏内に住めなくても、大丈夫な、二つの方法を、ご紹介します。

OPTIMUM口座

日本では聞きなれない種類の口座ですが、これは、定期預金と普通預金のあいの子みたいな口座です。

BDOの場合、1ヵ月に3回まで、お金の引き出しが可能(4回目以降の引出は、手数料1100PHP/回)で、利息は普通預金と定期預金の中間くらいの利息です。

以下はあるサイトから引用させていただいた参考レートですが(BDOのHPにはレートの記載がなく”最新のレートは支店に問合わせて下さい”とあります)

30,000から99,999PHPまで   :0.25%
100,000から499,999PHPまで  :0.375%
500,000から999,999PHPまで  :0.500%
1,000,000から4,999,999PHPまで:0.625%
5,000,000PHP以上       :0.75%

となっています。

ただし、これにも落とし穴があります。

出金のために窓口へ並ぶと、かなりの時間がかかります。
でも、ATMから1度に出金できるのは、1万ペソまで。
つまり、ATM利用ですと月に3万ペソまでしか下ろせません。
また、ATMカードにはデビット機能が付帯しており、買い物するときこれが結構便利なのですが、OPTIMUM口座の場合、デビッドは手数料として1回110PHP掛かってしまいますので、まず使わないでしょう。
この便利な機能がスポイルされるのは痛いです。

まとまったお金があるが、定期に入れるのは面倒、出金は月に3万ペソまでで大丈夫。
という人は、このOPTIMUM口座が選択肢に入るかも知れません。

私はまだBDOしか調べていませんが、他の銀行も、似たようなプランの口座があるようです。

もう一つの選択肢は...

BDO PESO MONEY MARKET FUND

というものです。

これは、最低10万ペソから投資できるファンドで、投資先は定期預金と低リスク型短期確定利付証券となっています。

BDOのHPより目論見書を見ますと、2005年の開設以来、ずっと上昇を続けており、年利の平均も、1.33%と、10万ペソの定期預金年率0.75%と比較して良いです。

また、いつでも購入・解約ができ、オンラインバンキングで来店不要で手続き出来る!というのが大きな魅力です。

手数料も、信託手数料0.5% のみしか掛からないようです(購入される方は念のため、BDOへ確認されてからにして下さい)。

デメリットとしては、
最低購入金額が10万ペソからと、少し大きい事、
また、一応ファンドですので、これまで上昇が続いているとはいえ、元本は保証されていない(下落する可能性も0ではない)
という点です。

BDOはほかにもいろいろとファンドを出しており、全てではないですが、オンラインバンキングで購入出来ます。
ただし、BDO PESO MONEY MARKET FUND以外のファンドは、上下動があり、特にフィリピン株が最高値を記録した昨年末以降、急落し、現在調整の値動きです。

ファンドは貯金ではなく、投資になりますので、元本は一切保証されません。
慎重に検討し、余剰資金以外は入れないよう、十分注意してください。
BDOのファンドに興味のある人は、BDOジャパンデスクの資料をこちらからご参照下さい。

私DAIもまだフィリピン歴が浅く、貯蓄や投資に関してはまだまだ情報収集中ですので、セブに住んでおられる皆さんも色々調べてみられてください。
そして、もっと良い方法をご存知でしたら、是非教えていただければうれしいです。
このブログはコメント欄への記入大歓迎です!

どのプランにも一長一短あり、自分にあったプランを見つけて貯蓄しよう

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フィリピン国内でのお金の使い方に関するある調査によると、フィリピン人は

  • 収入以上にお金を使ってしまう 43.8%、
  • 収入と同じくらいお金を使ってしまう 51.5%、
  • 収入の範囲内で使う 4.6%

だそうです。
なんと、95%以上のフィリピン人が貯金0!という事です。
これにはビックリしますね。

収入以上にお金を使ってしまう、という43.8%の人が、収入の範囲内でつつましく生活している4.6%の人が一生懸命に貯めた貯金に、「貸して~!貸して~!」と群がっている様子が目に浮かびます...
これでは貯金する方が損なような気がしてきました...(笑)

こうして調べてみると、フィリピンの銀行預金はとても面倒臭いシステムになっており、それが原因でフィリピン人は貯金をしないのではないか、とも思えます。

実際、フィリピン人の嫁によると、フィリピン人は銀行やATMへ行くのが大変だから、銀行へ預けず、お金は手元に持っておく人が多いそうです。
で、持ってたら、当然使っちゃいますよね...

でも、貯金大好きな我々日本人は大丈夫...なのでしょうか?

ある調査では、なんと

日本人の34%が貯金0!

という結果が出ているそうです。

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フィリピンよりずっとましだとはいえ、3人にひとりが貯金0、というのは問題ではないでしょうか。

 まぁともかく、多少面倒臭くとも、明日のお金に困らないように、何らかの方法で貯蓄しておきましょう。

※記事中の利率は2018年2月現在のものであり、変動します。

余談:最近暑いセブ

最後に、記事の冒頭でお話しした、天気の話に戻ります。

天気予報の予想最高気温は、連日34度くらいですが、

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外から帰ってきたばかりで、家の中の温度計を見ると、こんな気温でした。
このように、エアコンをつけないと、家の中でも34℃くらいに上がってしまいます。

では、外はどうかと思い、炎天下の外に温度計を置いてみました。
すると...びっくりするような数値が。

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はい、外の気温は、この通り、

41℃!

気象情報で使用する最高気温の計測は、ひなたではなく、日陰に置かれた百葉箱の中で測ると聞いたことがあります。

ですから、家の中の気温が、気象情報の最高気温であって、外の気温は、それ以上にあがるわけです。

そして、この暑さは6月頭くらいまでは続きます。
おかげで昼も夜も、エアコンかけっぱなし、今月の電気代はどのくらい行くのでしょう...?

セブに住む皆さんは、くれぐれも熱中症にご用心ください。

熱中症対策として、とても良いのが、これ↓

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はい、スイカです。
フィリピンでは一年中手に入りますが、暑い今が特にシーズン。

スイカには豊富な水分(約90%が水分)とともに、糖分やカリウム・カルシウムなどのミネラル分、ビタミンB1・B2・Cなどのビタミン類が含まれているので、スポーツドリンクと同じような効果が期待できるそう。

また、スイカの糖分は果糖とブドウ糖で、すぐに吸収されてエネルギーに変わるため、食欲がない時の栄養補給にも最適。
疲労回復に役立つミネラル分やビタミン類も豊富に含まれているので、暑さや夏バテで疲れた身体にはうってつけです!

日本ですと、ものによりけりですが、シーズンでも一玉1000円以上はするでしょう。
ところが、フィリピンでは、スーパーマーケットでも一玉300ペソ(約610円)程度で売っています。
市場へ行けば、もっと安く買えます。
ただ、日本のように、厳選されたものではないので、甘かったりそうでなかったり、当たり外れがありますが...その辺は安いのでいいですよね。

スイカをたっぷり食べて、セブの暑い夏を乗り切りましょう。 

資産運用シリーズの続編↓

www.cebutabi.net

フィリピン随一、世界第三位のビーチ、ボラカイ島が閉鎖!

こんにちは、しばらくぶりです。

約1か月半、更新をお休みしてしまいました、DAIです。
昨年8月にこのブログをオープンして以来、最長の空白となっちゃいました...

その間どうしていたのかというと、じつは、日本へ帰省していました。
昨年3月に結婚を機にフィリピンへ移住してちょうど1年、年に一度は親元へ顔も出しておかないと...ということもあって。
おかげで桜も見れ、久々の温泉にも入り、と休暇を満喫し、リフレッシュして帰ってきました。

しかし、アクセスを見ますと、更新をお休みしていた間も大勢の皆さんが当ブログを訪れて下さり、感謝感激です!

で、今日からまたバリバリ記事を更新していきますね。

再開一発目の記事は、このニュースから。

ボラカイ島が閉鎖!?

数日前に、一般のニュースサイトを見ていて、このニュースが飛び込んできました。

フィリピン関連のサイトではなく、一般のサイトに取り上げられていたということから、ボラカイ島の知名度の高さが分かりますね。

フィリピンについてよく知らない人でも、”ボラカイ”という名前は、聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

ボラカイ島ってどんなところ?

 

ボラカイ島は、セブ島の北西にある、パナイ島の少し北に浮かぶ、面積1,002ヘクタール、長さ7.5km、幅は最も狭い場所で2kmしかない、小さな島です。
セブの玄関口であるマクタン国際空港のあるマクタン島の、6分の1の面積しかありません。

こんなに小さな島のビーチが、世界的に有名になったのは、1990年代に入ってからのこと。
それまで、地元民が住むだけの、電気も水道もない、知る人ぞ知る秘境だったのですが、様々な旅行ガイドブックにボラカイ島のビーチが取り上げられ、世界中から観光客が押し寄せるようになりました。

(私DAIはまだ訪れた事がないのですが)島の西側にある全長4kmの「ホワイト・ビーチ」をはじめ、ボラカイ島のホワイトサンドのビーチの美しさは息を飲む素晴らしさだそうです。

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押し寄せる観光客のせいでボラカイ島のビーチに異変が! 

美しいボラカイ島は、2017年には米国の旅行誌トラベル・アンド・レジャーの「世界の島トップ10」で第三位に選ばれるなど、世界有数のビーチになってしまいました。

年間訪れる観光客はその数なんと、200万人!
1年間に、東京ドームや甲子園球場を40回も満杯に出来る人数が訪れるわけです。
沖縄で人気の観光地、石垣島を訪れる人が年間100万人程度です。
さて、石垣島の20分の1の面積しかない島に、その倍の人数の観光客が毎年訪れると、どうなるか。

すぐに予想がつきますね。

日本はまだ、先進国で、ある程度環境対策がされ、人々の環境を守る意識もありますが、フィリピンはそうではありません。
ホテルからレストランから、ビーチのトイレから、観光船のトイレから、年間200万人分の汚水を、そのまま海へ垂れ流しまくります。

ボラカイへ行ったこともないのに、ちょっと言い過ぎだと思われるかも知れません。
もちろん、全部が全部垂れ流しではないでしょうが、でも大半がそうだと察しがつきます。
なぜなら、私DAIの住んでいるセブ市内でも、下水の行方はどこへやら...という感じなので。

実際、ドゥテルテ大統領は、今年2月にボラカイの海を視察し、『観光客は糞尿で汚染された海を泳いでおり、汚水溜めになってしまっている』という内容の発言をします。

『(お前たちで)きれいにしないなら、島を永久に閉鎖するぞ。島に外国人がもう来なくなる時が、いずれくる』と大統領は強い調子で、島の事業者による対応を求めました。
なかなか強烈な発言ですが、実際にボラカイに行ったことのある人の旅行記を見ますと、ごみが山積みになっていたり、と、ある程度真実味があります。

実際、ニュースサイトの記事によると、下水設備のないホテルや、環境保護地域に違法に建設されているホテルが多数あるそう。

ごみだって、毎年200万人が来ると、このざまです。

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ボラカイ島のごみの山。http://www.bbc.com/news/world-asia-43650627より

この写真を見ると、ごみ処理場もなく、ただ山の中へ集めてきて、燃やしているだけ。マニラのスモーキーマウンテンではありません、これはボラカイ島ですよ。
日本からすると、信じられない光景ですが、ボラカイだけでなく、私DAIの住むセブも、またフィリピン中どこへ行ってもこんな感じなのです。

後進国であり経済成長著しいフィリピンに来るとすぐ分かりますが、何事も目先の利益優先で、将来の事なんて考えていません。

6か月の閉鎖が決定

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2月の大統領の視察後、閉鎖勧告が出されても状況が改善せず、とうとう政府は強硬手段に出ました。
なんと、6か月間の観光客完全閉鎖です!

閉鎖中に下水道の整備、排水システムの復旧、森林や湿地に建設された違法建築の撤去を進めるとし、順調に整備が進んだ場合は閉鎖期間を4か月に短縮する可能性もあるとしています。

しかし、何事も遅々として予定通りに進まないこの国、ボラカイ島はこの先どうなるか分かりません。

既にボラカイへの旅行を予約済の人への対応は?

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さて、日本からも、年間2000~3000人が訪れると言う、大変人気の旅行先ボラカイ島。
すでに旅行を手配してしまった!どうすればいい?という方も、いらっしゃるかと思います。

フィリピン国内線に関して、島が閉鎖される2018年4月26日~10月27日のボラカイへの便は運休になります。
該当の便を予約している場合、キャンセル・返金・便の変更が可能とのこと。

ただし、国際線のチケットは、キャンセル不可の場合もある模様。
この辺りは、航空会社・旅行代理店によって対応が異なるでしょうから、問合わせてみてください。

国際線がキャンセル出来ず、旅行先をボラカイ以外のビーチ・観光地へ変更したい!という場合、もちろんセブ周辺にも素敵な場所がたくさんあります。
国内線も、ボラカイ島行きが運休になる期間中、セブ・ボホールへの便を増便するそうです。

セブ周辺のお勧めのビーチ・観光地については、以下の過去記事をご参照ください。 

www.cebutabi.net

閉鎖で浄化されるボラカイ島に期待

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もちろんこの半年間の閉鎖は政府にとっても大きな痛手、政府役人によると政府収入が180億~200億ペソ(約370億~411億円)逸失する恐れがあり、「6カ月間の閉鎖は誰も望んでいない」と述べています。

それでも、「1歩下がって2歩進む。ボラカイを守るために苦い薬を飲まなければならない」とのことで、計画通りに事が運べば、再び綺麗なボラカイ島がよみがえるのでしょう。
どのくらいの期間が必要なのか分かりませんが、私DAIも、いつか、環境対策の整った、ボラカイ島に旅行してみたいと思っています。

新車がバカ売れ!ディーラー建設ラッシュのセブで人気の車とは?

こんにちは、フィリピン・セブ島在住の車フリーク、DAIです。

前回の記事 

www.cebutabi.net

 では、中古車を個人売買した場合の譲渡手続きについて書きました。
でも、フィリピンは中古車の価格が日本と比べてとても高く、あまりお得ではないのです。
前回譲渡手続きについて調べに行った折に、トヨタのディーラーへ寄る機会がありましたので、今回は新車について記載します。

フィリピンで走っている車

フィリピンではどんな車が走っているのでしょうか?
DAIがはじめてセブ島に来た、2013年には、フィリピンは随分と古い車ばかり走っているな、という印象でした。
平均的に15~20年前くらいの車が多かったと思います。

ところが、あれから5年経った今、セブでは街ゆく車の半分近くが、2~3年以内に購入されたと見える新しい車です!

では、古い車は捨てられているのか?というと、道の混み具合からして、そうではありません。
下取りに出された中古車は、かなりボロボロでも買い手があります。
それで、昔から走っている古い車もそのまま走っており、それプラス、2~3年以内に買われた新車が一緒に走っている状態です。
あくまで私の感覚ですが、セブシティの車の台数は、2013年頃と比べて倍近くになっているのではないでしょうか。

それに合わせて道路も建設されれば良いのですが、そのような動きはほとんどないどころか、既存の道路の再舗装さえなかなかされず、穴ぼこだらけ、それがまた渋滞を悪化させる…といった現状です。

フィリピンはディーラー建設ラッシュ

道路は建設されないのですが、車のディーラーのショウルーム建設の勢いはすごいものがあります。
日本ではディーラーのショウルームは廃止・統合の流れとなって久しいですが、フィリピンではバカでかいショウルームが次々と建設されているのです!
フィリピンは今、新車がバンバン売れるバブルですから、メーカーが大資本を投入するのも不思議はありません。

トヨタ マボロ支店

そんな最近できたショウルームの一つ、トヨタ マボロ支店へお邪魔しました。

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本当に目立つ巨大な外観で、入口から大分離れて撮ったのですが、画面に建物が収まり切れません。

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日本と比べると、きっと車のラインナップは少ないのだと思いますが、広い店内には日本のショウルームより多くの見本の車が並べられています。

セブで人気の車3選

では、ショウルームに並んでいたラインナップの中から、DAIの独断と偏見で選んだ3台をご紹介します。

WIGO

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フィリピンではWIGOの名前で売られているこの車は日本のヴィッツです。
日本と同じく、手頃な価格がエントリーカーとして人気。
624,000ペソ(約136万円)は、日本国内と大体同じ値段。

Fortuner

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日本国内のラインナップにはない、海外専用モデルがこのフォーチュナー。
トヨタの四駆といえばランドクルーザーが有名ですが、ちと高すぎます。
その点172万ペソ(約380万円)で購入できるこのフォーチュナーは、7人乗れて車高も高く、悪路の多いフィリピンにピッタリ!
特に昨年モデルチェンジしてから、この車は売れ行き絶好調のようで、本当に良く見かけます。
ただ、安いだけにFFのモデルもあって、このタイプでFFというのは残念です。
どうせ乗るなら4駆モデルが良いですね。
写真のフォーチュナーは特別なTRD仕様なので、表示の値段よりもっと高いと思います。

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ショウルーム内にはTRDのコーナーもありました。
フィリピン人もドレスアップに興味を持つ時代になってきたようです。

アルファード

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日本で高級ミニバンの最高峰として人気のアルファード、最近になってここフィリピンでも販売が開始されました。
しかし高いですね、342万5千ペソ(約750万円)! 
日本で3.5リッターモデルのアルファードは514万円ですから、まぁ全く同じグレードではないにしても、200万円以上も高い!
なぜなんでしょうか…
これだけ高価な車ですが、最近時々セブの街を走っているのを見かけます。
恐るべし、フィリピンバブル!

フィリピンでよく売れる新車の傾向

フィリピンで人気の車は日本と多少違います。

まず、道が悪いので、RV車に人気があります。
また、大家族・友達が多いので、大人数が乗れる車が人気。

たとえば、日本ではハイラックスサーフなど、全然売れずラインナップから消えましたが、フィリピンではピックアップトラック(5人乗りのキャビンの後ろにバスタブのような荷物スペースがある)が人気で、後ろの荷台部分に大勢の人が乗ってワイワイ騒ぎながら走っています。

人数が乗れるという事ではハイエースタイプのバンも多いです。
7~8人乗りのミニバン・ステーションワゴンは日本と同じく人気がありますが、こちらは大きめサイズ(日本のイプサム相当のボディサイズを持つイノーバなど)が人気。

日本で人気になって久しいコンパクトカーですが、こちらフィリピンでも最近になってようやく人気が出てきました。
トヨタのWIGOや、三菱ミラージュ、スズキのアルト(こちらでは800cc)など。
本当はミニバンやステーションワゴンが欲しいのでしょうが、値段的に手が届かない層が買うのだと思います。

オフロードっぽいデザインのコンパクトカー、フォード エコスポーツという車もよく見かけます。
コンパクトカーかつ道が少々悪くても走れる車高の高さが受けているのでしょう(ただしこの車もFFなので本格的なオフローダーではない)。

車を買うなら新車が賢明

渋滞の多いセブシティで車を持つ事はあまりお勧めしませんが、必要で買うのであれば、中古より新車が断然良いです。

アドバンテージとして、

  • 保証が付いている
  • 故障しずらい
  • 購入時の手続きが楽
  • 不要になっても高くで売り抜けられる

といった事があります。

ただし、新車の売れ行き好調なフィリピンでは、日本のような購入時の大幅値引きはあまり期待出来ないようです。

こちらで運転するには免許が必要ですが、それについては以下の記事をご参照下さい。

www.cebutabi.net

www.cebutabi.net

フィリピンで買えるバイクについての記事はこちら

www.cebutabi.net

【車譲渡】フィリピン・セブでの自動車・バイクの個人売買譲渡手続き

こんにちは。
台風2号バッシャンによる大雨がセブ島を襲う中、バッシャンバッシャンと車を走らせブログのネタを仕入て来ました、DAIです。
(日本の読者の皆さん、寒い中さらに凍える寒さを提供してすみません)

フィリピンでの車の譲渡手続きについて検索しても、あまり情報がなく、自分自身困りました。
それで、覚え書きの意味合いも含め、調べた事をこの記事にまとめました。 

セブ島での車の需要

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実は私DAIとしては、セブ島で自家用車を持つのはお金の無駄遣いだと思っています。
理由は渋滞が酷いから。 

セブ島では移動手段として車より、渋滞を抜けられるバイクを購入した方が良いです。
また車が必要な時も、GrabやUberといったタクシー配車アプリも活用すれば、自家用車を持つよりはるかに安くつきます。

とはいえ、家族持ちで移住したり、こちらで商売をするとなると、やはり自家用車が必要になるかも知れません。

ちなみにこちらフィリピンでは、日本と比較し中古車の値段の高いこと!
日本だと10年落ち走行距離10万km超の車なんて、ほとんど値段が付きませんが、フィリピンでは程度が良ければ新車価格の半分~1/3程度の値段で取引されています。

お店で購入すれば、手続きはお店任せでいけますが、少しでも安く買おうと中古の個人売買にするなら、当然譲渡手続きを自分でしなければいけません。

購入方法

フィリピンで中古車を個人売買するには、

  • 知り合いの日本人からの紹介
  • 知り合いのフィリピン人からの紹介
  • WEBサイトで中古車を検索
  • 街中で見かける"Buy Me" "For Sale"などと書かれた車を買う

というような方法があります。

WEBサイトとしては、Facebookの”Cebu売ります買います!働きます雇います!”や、OLXなどを利用すると良いでしょう。

譲渡手続き手順

車の購入時に確認すべき書類

相手が日本人であれフィリピン人であれ、購入前に必ず
OR(Official Recipt)ー新車販売時の証明書
CR(Car Certificate)ーLTOへの登録の証明書
が揃っているか確認して下さい。
これがない車は色々と面倒で、購入しない方が無難です。

DEED OF SALEの作成

車の売買が成立すれば、DEED OF SALEという売買証明書を作成します。
これは指定の書式に金額を入れ、売り主・買い主の署名をし、弁護士に承認してもらうもの。
作成は信頼出来るフィリピン人を通じて、弁護士に依頼しましょう。

PNP clearanceの申請書入手

犯罪の多いフィリピンでは車を譲渡するにあたって、車のPNP clearance(無犯罪証明書)というのが必要。
これはその車が過去に盗難届など出ていないか調べるものです。

まず、警察署のMotor Vehicle Clearance Sectionへ行きます。

 場所↓

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↑入口を入ってすぐ左に、この窓口があります。

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↑これがPNP clearance発行手続きの流れ。

まず、CR・OR・DEED OF SALE(コピー各2枚)を持参し、PNP clearanceの申請書と代金振込用紙を入手します。
フィリピンではどこのお役所も窓口でコピーを取ってくれず、コピーを自分で持参する必要があります。
周辺に"XEROX COPY"と書かれた店があり、コピーを取れます(1枚2ペソ程度)。

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すると、この2枚の用紙をくれます。
必要事項を記入し、代金を払いに銀行へ行きます。

PNP clearance申請料の支払

この支払ですが、LAND BANKという緑色の銀行でしか支払えません。

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セブシティの場合はキャピトルの近くにあります。

料金は300ペソ。

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このように、支払いが出来る時間も決まっています(不便)。

実は、ここで私の依頼されていた車に問題が発生しました。
CRが紛失しており、DEED OF SALEもまだ出来ていなかったのです。
PNP clearanceには、譲渡先のオーナー(新オーナー)の名前が載ります。
それで、既に譲渡済であるDEED OF SALEを作成してからでないと、PNP clearanceの申請が出来ません。

そのため、今回私が依頼された手続きは一旦ここで終了となりました。
以下の情報は、調べた情報ですが、実際に手続きに進んでいない為、簡単に記載いたします。

MVIR取得

上記料金を支払った後、申請書に必要事項を記入し、LTOのMVIC(Motor Vehicle Inspection Center)という所へ行きます。 

ここで、シャシーの車台番号を紙に写し取り、MVIRというものを取得します。
今回この手続きまで進まなかったため、ここで幾らか手数料がかかるのかどうかは不明。

PNP clearance申請

再び警察署へ戻り、上記MVIRを添えてPNP clearanceを申請します。
恐らく後日発行になると思われますが、車に問題なければようやくPNP clearanceが発行されるのです。

LTOでの譲渡手続

PNP clearanceは発行後10日間(マニラは7日間)のみ有効。
ですから有効期限内、発行後すぐにLTOへ行き譲渡手続きをして下さい。
ここでも幾らか費用が掛かると思われます(LTOへ問い合わせください)。

【必要書類(全てオリジナル)】

  • CR
  • OR
  • DEED OF SALE
  • COC(強制保険の証書)
  • PNP clearance
  • MVIR
  • 旧オーナー・新オーナーのID2種類(旧オーナーのIDのオリジナルが用意出来なければ、2種類それぞれのフォトコピー3通ずつ用意し、本人のサインを入れる)

全体の流れ復習

もう一度、譲渡手続き全体の流れをおさらいしましょう。

  1. DEED OF SALE作成
  2. 警察署にてPNP clearanceの申請書入手
  3. LAND BANKにて申請費用(300ペソ)支払
  4. MVICにてMVIR取得
  5. 警察署にてPNP clearance申請、交付
  6. LTOで譲渡手続

ややこしい手続き!

ここまでお読みいただき、なんとややこしい! と思われた事でしょう。
フィリピン人ですらややこしいこの譲渡手続きを、外国人として住む日本人が自分でやるのは至難の業ではないでしょうか。
きっとディーラーや代行業者に依頼した方がスムーズでしょう。
代行費用の相場は1万ペソ位だそうです。
ただし、代行に頼む場合でもCR・OR・COC・IDは自分で用意しなければいけません。

フィリピンは法律が頻繁に変わったり、場所や担当者によって手続きの方法が異なったりとちぐはぐな国。
ですので、この記事の情報はあくまで参考にとどめていただき、詳細は直接LTOに問い合わせるか、プロの業者に聞いてみて下さいね。

新車の購入に興味のある方は、以下の記事をご覧ください。

www.cebutabi.net

 フィリピン現地免許に関しては、以下の記事をご覧下さい。 

www.cebutabi.net

フィリピンで買えるバイクについての記事は、こちら

www.cebutabi.net

フィリピン・セブを襲った2018年の台風2号 その名もサンバ!

みなさん、こんにちは、DAIです。

今のセブ島はベストシーズンで、台風はほとんど来ないと言っていましたが...

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これは昨日のセブ市内の様子、車内から撮影していますが、かなりの雨風です。

はい、前言撤回します…。
ベストシーズンの2月でも、セブには台風は来ます。

外務省のサイト「たびレジ」

実は2日前の2月12日に、台風に関する外務省からのメールが来ていました。
それによると、

●台風2号(国際名:Sanba(サンバ),現地名:Basyang(バッシャン))が,こののち,フィリピン・ミンダナオ地方に上陸し,その後,西に向かって移動する見込みです。
●フィリピンに渡航・滞在を予定されている方及び台風が通過するおそれのある地域に滞在中の方は,最新の気象情報等関連情報の収集に努め,災害や事故に巻き込まれないよう十分な注意を払い,安全確保に努めてください。

との事でした。

外務省のサイト、たびレジというものがあり、登録しておくと旅行者や居住者向けにメールで緊急情報(テロ・天候など)を発信してくれます。
フィリピン全体の情報が一括で来るため、住んでいる地域や旅行先に関係のない情報も結構入ってきてしまうのですが、今回のように時折役立つ事もありますので、旅行者や居住者の方は登録すると良いでしょう。

イカした名前とその由来

それにしても、”サンバ”とは、南国フィリピンを通り抜けるのにぴったりのイカした名前ではありませんか!

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と、思いきや、実は踊りのサンバのスペルは”Samba”で、今回の台風のスペル"Sanba"は踊り関係なく、マカオにある名所の名前だそうな…。

”バッシャン”も日本語だと台風の大雨で出来た水たまりを車がバッシャンバッシャン音を立てて通過する様子を連想させます・・・

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て、失礼しました、じつはBasyangとは、フィリピンで有名な、ある子供向きの物語ライターのペンネームで、「バッシャン婆ちゃんの物語」みたいなストーリー集があるそうです。

台風のピークに外出

そして昨日、13日は朝から雨が降り続き、風も強まかったのですが、そんな中出かけなければならない用事がありました。

幸い車での移動だったのですが、見ていると、街ゆく人の傘が次々と松茸傘に!

乾季のこの時期としてはかなりのまとまった雨が降り、水はけの悪いセブの道はあちこち洪水になっていました。

記録更新

そしてこの2018年の台風2号、サンバは実はある記録を更新しました。

2月に台風が発生する事自体非常に珍しいのですが、日本時間で2/11の21:00から2/15の18:00までは、台風観測史上これまで台風が1個も存在したことがない台風の空白期間だったという事。
今回のサンバはその空白期間に誕生した記念すべき? 台風です。

台風一過

雨は昨夜遅く降りやみ、今は曇っていますが雨はない状態。

気象庁のHPによりますと、このブログを書いている時点ですでにこの台風は熱帯低気圧に変わり、セブを通り過ぎて西のパラワン島の手前の海上にいます。

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恐らく明日以降は晴れてくるのではないでしょうか。
ただし、ここ数日に2泊3日位での短い旅行に来られているような方は本当に気の毒ですね…

そんな方が、雨のセブを楽しむ方法としては、以下の記事をご覧ください。 

ceburyoko.hatenablog.com

他の地域と比べて安全なセブ島

今回はショートにまとめてみましたが、今年は既に2つも台風が来たことになります。
台風の多くはフィリピンの東海上で発生するため、1年中いつ台風が来てもおかしくない、という事です。

とはいえ、セブはDAIの出身地、大阪と似ており、台風が避けて通ることの多い島。
今回もセブ島の南端に上陸する予報でしたが、島の南側の海上を抜けて行ってくれました。
セブ島は大きな地震や火山もなく、自然災害の少ない穏やかな島です。

そんなセブにぜひお越し下さい。

結びに、ローカルのニュースを見ると、今回の台風が直撃した地域では結構な被害が発生し亡くなられた方もいる模様です。
被害地域の方の事を心よりお見舞い申し上げます。

【カモテス島】レイテ~カモテス~セブのルート ビーチ、湖、飛込み

みなさん、こんにちは、今が一番気持ちの良い時期のセブ島で毎日を過ごしています、DAIです。

日本の家族や友人から、今、真冬の日本では東京や大阪で雪が降り、寒さに凍える日々を過ごしていると聞いています。
でももう1カ月で春が来ます、あと少しの辛抱、日本の皆さんはカゼに気を付けてお過ごしください。

こちらベストシーズンのセブにとっては、あと1カ月でまた夏が来て、あのうだるような暑さに戻るのかと思うと、ちょっと早すぎ! あと2~3か月今のままが良い!と思うのですが…

今日も、昨夜から今朝にかけてはエアコンなしで過ごせました、昼間は少し気温が上がる(28℃くらい)ので、集中するためにはエアコンを入れています。
ラニーニャのせいで異常気象気味でしたが、ようやく雨季が完全に終わったのか、今週はまとまった雨も降らず、カラッとしていて快適ですね。
セブ島旅行や留学を考えている人、今が本当にベストチャンスですよ。
思い立ったら、寒い日本を脱出して、ふらっとセブへ行ってみましょう。

さて、前置きが長くなりましたが、前回の記事 

www.cebutabi.net
ceburyoko.hatenablog.com

 この2記事の旅行記の続編を書きます。
嫁の実家への帰省を兼ねての1週間の旅行記の、完結編です。

レイテ島・サマール島で過ごした後、セブシティへまっすぐ帰らず、カモテス島に寄ってみました。

カモテス島の場所

 カモテス諸島は、レイテ島とセブ島の間に浮かぶ島々。


ボンソン島・ポロ島・パシハン島の3つの大きな島で成っています。
これらの島は、各々が国際空港のあるマクタン島よりも大きいのですが、まだあまり開発されておらず、セブシティやマクタン島にはない、静かな田舎の雰囲気が魅力です。
ボンソン島は地元の人しかいないような、何もない秘境ですので、観光客が行くのは主に、ホワイトサンドビーチのあるパシハン島と、橋でつながっているポロ島になります。

オルモックからポロ島へ

私は今回、レイテ島オルモックの港からカモテス経由でセブシティへ帰る事にしましたので、そのルートを記載します。

↓オルモックの港のこの場所から、カモテス行のボートが1日1便だけ、出ています。


毎日12時に出発で、チケットは予約出来ず、代金は乗船してから払います。
この船以外にも、別の場所から午後3時の便も出ているそうなのですが、超ローカルな便ですので、時間や場所など変更の可能性が多々あるでしょう。
情報は港で聞くしかありません。

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難民船のようにぎゅうぎゅう詰めの船内。
遅く乗ると席がなく、大変です。
エンジンがむき出しで、タービンからのキーンという高音のノイズが耳に痛く、頭痛がしました。
耳栓を持参して下さい。
この船はまずボンソン島へ着き、そこで大半の乗客は降ります。
その後ポロ島の北東にある小さな船着き場へ到着。
オルモックの港から2時間半かかりました。

港から宿へ

パシハン島の西岸にある、ココビーチリゾートというホテルをエクスペディアで予約していましたので 、そこへハバルハバル(バイクタクシー)で向かいます。
料金は、嫁と二人で500ペソでした。
かなり距離があり、約40分のライド。

ところがこのホテル、安いのですがあまりおススメできる内容ではありませんでした。
それでここは1泊だけにして、翌日はすぐ向かいにある、バノビーチリゾートへ移りました。

バノビーチリゾート(Bano Beach Resort)

ここも安いのですが、部屋は広く、まずまず快適です。
といってもマクタン島のリゾートホテルのような快適さは期待しないで下さい。
安宿ですので。

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カモテス島内はLTEが入らず、インターネットはWIFIだけが頼りです。
このホテルの良いところはWIFIがあり(ココビーチリゾートには無かった)、スピードもまずまず(6Mbpsくらい)。
といっても、室内はWifi入りません。受付のところと、屋外の休憩所のようなところのみで使用出来ます。
不満なことは、施設内に汚い犬がウロウロしており、部屋に入ってきそうにもなりました。
しっかり追い払って下さい。

この日は曇りできれいな夕焼けは見えませんでしたが、このようになかなか幻想的な景色が見えました。

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バノビーチリゾートにはレストランはありませんが、隣のマンゴドロンロックリゾートというホテルのレストランを利用出来ます。 

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このように値段は手頃。

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普通のフィリピン風の味付けですが、結構いけます。

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ビーチも、マンゴドロンロックリゾートのビーチを20ペソでデイユース出来ます。
そして、上の写真の右の方にある木の所では、夜になるとホタルが舞っていました。
日本では6月の限られた時期にしか見られませんが、こちらでは1年中ホタルが見られるとのこと。
ホタルのピークは5月頃だそうです。
また、夜になると満点の星空が見られます。

バノビーチリゾートの予約は、こちら。 

レンタルバイク

ビーチで何もせずゆっくり過ごすのが良いのですが、ずっと滞在していると飽きてくるので、島内巡りをしましょう。
このホテルの界隈にはレンタルバイク屋があり、日本で言うスーパーカブのようなロータリーチェンジ式のバイクは300ペソ/日、スクーターは500ペソ/日で借りられます。
田舎ですのでヘルメットも免許証も不要。
渋滞も全くなく快適です。
でも大きなトラックも走っていますので、安全には十分気を付けて運転して下さい。

バイクが苦手な人は、トライシクルかハバルハバルをチャーターする事になります。
1日観光大体1000ペソが相場のようです。

グループで行くとジプニーを借り切るのが良いでしょう。
1日2000~3000ペソ掛かりますが、大勢で割ると安くなります。

ダナオ湖 

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パシハン島の真ん中には、ダナオ湖という大きな湖があります。
ここはボートやカヤックに乗れます。

f:id:dinoue10987654321:20180209105817j:plainカヤックは一人50ペソ(30分)

f:id:dinoue10987654321:20180209105832j:plain奥に見える大きなモーターボートは10人まで700ペソ

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料金不明の手漕ぎボート、6人くらい乗れそうです。

f:id:dinoue10987654321:20180209105914j:plainそして私と嫁は、この二人乗りの足漕ぎボートで漕ぎだしました。料金は30分で二人で100ペソ。

f:id:dinoue10987654321:20180209110042j:plain湖の真ん中でボートを止めると、静かで爽やかな風が吹き、とても気持ち良かったです。

空港?

地図を見ると、空港らしきものがあります。
道の標識にも、Airportと書かれていました。
行ってみると…

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何もない空地でした。
舗装されておらず、無人で、子供が自転車に乗って遊んでいただけです。
プライベートなセスナ機の発着陸に使うのでしょうか。

警察署での逸話

 島で一番ひらけているのは、二つの島をつなぐ橋の近く、パシハン島側にある、サンフランシスコという街です。

ここに、警察署があり、ちょっとした逸話をご紹介します。

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私の結婚式の時に日本から来てくれた友人の話ですが、彼は結婚式のあと、僕が紹介したカモテス島へひとりで行きました。
彼は初めてのフィリピン、おまけに英語はカタコトしか出来ないので、本当は僕が一緒に行くべきでしたが、結婚式後のバタバタで同行出来ず。
どうしているかなぁと気になって、LINEで様子を聞きました。
ところが、彼はなかなかのチャレンジャーで、ホテルも自分で探し、レンタルバイクも見つけ、ウロウロ島めぐりを満喫しているというのです。

それを聞いて安心しました。
ところが、彼からこんなLINEが。 

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何が起きたのかと驚いて聞いてみると、以下のような話。

島をウロウロしているうちに、バイクがパンクしてしまいました。
どこで修理すれば良いのかと、警察署で尋ねると、「バイクは預かって修理に持っていってあげるから、その間、観光でもするか?」 とパトカーに乗せられたと言うのです。
島内あちこち連れて行ってもらえて、警察官と一緒なので全て顔パス、入場料無料で入れました。
おまけに翌朝、修理したバイクをホテルへ届けてくれ、修理代も受け取ってくれなかったそうです。

なんと、驚きのカモテス警察!
島が平和過ぎて出番がないのでしょうか?

この事に感激した友人は、数か月後、御礼を言うため日本からのお土産を持ってまたカモテス島のこの警察署を訪れました。 
彼はこの素朴な島が大変気に入り、フィリピンに来るたびにカモテス島へステイしています。

あ、かといって皆さんにも同じ対応があるとは期待しないでくださいね(笑)。
でも島で何か困った事があれば、ここの警察署を訪ねてみると良いでしょう。

フライングフィッシュリゾート

橋を渡ってポロ島へ行き、島の北の方を走っていると、良さそうなリゾートがありました。

f:id:dinoue10987654321:20180209110225j:plainこの建物の部屋は6人以上の団体用、3つのベッドルームと2つのバスルームがあり、1泊5,000ペソです。
6人で泊まれば一人830ペソになりますね。

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f:id:dinoue10987654321:20180209110242j:plainこの綺麗な部屋は1泊2,200ペソ、海が目の前です。

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f:id:dinoue10987654321:20180209110313j:plainこの安っぽい部屋は1泊1,000ペソ。
普通に泊まるだけならここでも十分でしょう。

f:id:dinoue10987654321:20180209110135j:plainこの気持ちよい席でランチを食べる事にしました。

f:id:dinoue10987654321:20180209110320j:plainパッタイ(タイ風麺料理)、300ペソ位だったと思います。量が2人前はあります。

このホテルはビーチはありませんので、泳ぎたい人には向いていませんが、島内観光をするだけであれば、ここは良いホテルだと思います。

フライングフィッシュリゾートの予約は、こちら。

飛込み!(Buho Rock)

ポロの港の近くに、ブホロックという有名な飛込み名所があります。

ここには2つの飛び込み台と、滑り台があります。
入場料は20ペソ。

f:id:dinoue10987654321:20180209110351j:plain低い方の飛び込み台、5メートル。
横から見ていると大したことないですが、板の上に立って下を見ると、飛ぶのは結構勇気が要ります。

f:id:dinoue10987654321:20180209110511j:plainさらにこれは高い方、15メートルの飛び込み台。
ビルの5階と同じ高さから飛び込むのは、高所恐怖症の僕にとってかなりきついものがありました。
板の上に立つだけで、本当に足がすくみます。
しかし、私より先に居たカップルの男性の方(写真の下に写っている男性)が既に飛び込んでいましたし、嫁も見ていますので、引き下がるわけにはいきません。
目をつぶって、トンっていう感じで飛びました。

飛んでから海に着くまで、結構時間を感じます。
飛んでしまえばそれまで、なのですが、もう二度としたくありません。
下は砂浜ではなく、ちょっと深いところを少し泳いではしごのあるところまで行かなければいけませんので、泳げない人は飛び込まないで下さい。

TMUBO CAVE

他にも、今回は行きませんでしたが、洞窟の中のエメラルドグリーンの水で泳げるTMUBO CAVEというところもあります。

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セブシティへの戻りルート

さて、セブシティへの戻り方ですが、

  • ダナオ(DANAO)市経由で戻る
  • マクタン島へ戻る
  • セブシティの港へ戻る

という3つの方法があります。

ダナオへはパシハン島西岸にあるConsuelo港から1日何便もフェリーが出ています。

運賃はこの方法が一番安いのですが、ダナオからセブシティまでバス・ジープ等で移動する必要があります。

またこの港からはマクタンへ行く船も出ているので、カモテスのあとマクタンへ泊まる、あるいは空港へ行くならマクタン行きの船を利用するのが良いでしょう。

セブシティまで直接帰る便は、1日2便のみですがOcean Jetの高速船がポロ港から出ています。 
今回私達はそれを使いました、料金は500ペソ、約1時間半でセブ島のPier1に到着します。

さて、これでDAIの嫁の実家への1週間の帰省旅行は終わりました。
セブ~レイテ・サマール~カモテス~セブと巡る情報はググってもあまり出てきませんので、この情報が周遊旅行を計画されている方のご参考になれば幸いです。

無事日常に戻ったDAIは、また来週もセブ島の出来事をリポートしていきますので、お楽しみに。

フィリピン・レイテ島の観光先②洞窟探検とクルーズ サマール島バセイ

みなさん、こんにちは、DAIです。

前回のこの記事 

www.cebutabi.net

に引続き、レイテ・サマール島情報をお送りいたします。

ジプニー借りて日帰り旅行へ出発

タクロバンで2日過ごしたのち、嫁の家族や友だち一同を連れて、日帰り旅行へ行く事になりました。
フィリピンはお出かけというと、家族だけでなく、親せきや友だちも誘って大勢になります。
今回も私、嫁、嫁のお母さん、嫁の兄弟4人、弟の彼女、嫁の叔母さん2人とその子供・孫と総勢12人になりましたので、ジプニーを借りる事にしました。
ジプニーの代金は、知り合いに頼んだので安くしてもらって、丸一日で2,000ペソ(約4,500円)+ガソリン代です。

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嫁の家族はとてものんびりしており、朝ゆっくり休んで、10時出発です。
久しぶりの家族そろってのお出かけで、みんなの顔がワクワクして嬉しかったです。
ワイワイガヤガヤと学校の遠足のような雰囲気で向かいました。

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タクロバンから30分も走ると田舎になり、途中、このような牛がたくさん。

目的地に到着!だが…

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当初は、嫁が昔行ってみて良かったという、ラファエルスファームというところへ行く予定でした。
タクロバンから北へ1時間弱走ったところにある、雰囲気の良いガーデンレストランだということ。

ところが、着いてみるとなんと、なんと閉まっています・・・
通りがかった人に聞くと、最近潰れたとの事。
フィリピンあるあるの、いきなり閉店…ガッカリです。

インターネットでタクロバンの観光地を調べると、このラファエルズファームが出てきますが、もう営業していませんので、皆さん行かないように気をつけてください。

気を取り直して、サマール島バセイへ

こんなこともあろうかと、実はもう一か所、行き先をリサーチしていました。
レイテの隣、サマール島のバセイにある、Sohoton CaveとNatural Bridge National Parkです。 

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レイテ島とサマール島を結ぶのがこの、サン・ファニーコ橋(San Juanico Bridge)。
日本の援助で建設された、全長2.6kmの、フィリピン最長の橋です。

橋を渡ってサマール島に入り、バセイの町役場へ行きます。 

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ここで、パッケージツアーの申込をします。

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建物を入ると左手にTourism Officeのドアが。

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嫁と嫁のお母さんが交渉中。

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ツアーの順路が貼ってあります。

  1. 町役場でツアーの申込と説明を受ける
  2. 出発地点のWespal Visitors Centerまで移動(25分)
  3. Wespal Visitors Centerにて支払い
  4. モーターボートでSohoton Caveへクルーズ(10分)
  5. Sohoton Cave(洞窟)探検(45分)
  6. カヤックでNatural Bridgeを目指す
  7. Natural Bridgeで泳ぐ・ピクニック・山登り等(1時間)
  8. 逆の順路で戻ってくる

という内容で、これだけで半日は使います。

パッケージツアーの料金

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各アクティビティの料金表。明朗会計でぼられる心配なし。

ボート代(5人まで)500ペソ
洞窟のガイド代(10人まで1グループ)600ペソ
洞窟のライト代(10人まで1グループ)600ペソ
ギター演奏代(1グループ)200ペソ
上記に関してVAT10%

町役場から出発地点までのガイド代 150ペソ

洞窟の環境負担金50ペソ
洞窟の入場料 フィリピン人大人25ペソ 子供・シニア20ペソ 外国人200ペソ 

カヤック
レンタル代50ペソ
漕いでくれるお兄さんの代金 150ペソ

日本人5人グループで行った場合の参考料金:4490ペソ(約1万円)
1人当たり898ペソ(約2000円)となります。
これらはパッケージになっており、どれかを削ったりは出来ません。

出発地点のWespal Visitors Centerへ

では、町役場から車で移動し、出発地点のWespal Visitors Centerを目指します。
町役場からガイドさんが一人同乗し、案内してくれます。
車がない人は、ハバルハバル(バイクタクシー)での移動(別料金)になります。
20分ほどで到着。

 

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全部草で編んだ建物です。エコな感じ。

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カレンデリア(ローカルのごく普通の食堂)になっていて、ごはんが食べられます。

Sohoton Caveへのクルーズ

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ボートに乗り込み、Sohoton Caveへクルーズ。

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出発です!ここでもみんなのワクワクする顔がうれしい。

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手漕ぎかと思いきや、モーターボートです。ゆっくりですが。

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途中このようなダイナミックな岩肌が見られる。
また、それだけでなく、集落の人が川で洗濯している様子も見られました…

ギター演奏で迎えられる

地元の流しの人たちが、ギターを弾いて歌を歌って迎えてくれます。
ハワイアンのような優雅な雰囲気で、一緒に行ったフィリピン人達は、音楽に合わせて踊っていました。

Sohoton Cave探検へ出発

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Sohoton Caveの入口。さぁ、出発!

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洞窟のガイドをしてくれた、ジモティの”イノイ”さん。
日本語ガイドはなく、英語か地元の言語のみでのガイドとなります。
でも、挨拶は日本語でしてくれました!

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ちょっと気持ち悪いですが、黒い蝶がたくさん。

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洞窟内には色々な形の岩が。ガイドさんが、「これは何に見える?」と質問し、イマジネーションで答えます。
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この岩は、とんがった部分が上からと下から1世紀に1㎝ずつ成長しているそうで、あと300年経てばつながる、と言っていました。


手でたたくと違った高さの音が鳴る、不思議な自然の楽器もありました。

カヤックでNatural Bridgeへ出発

洞窟探検のあとは、カヤックに乗ってNatural Bridgeへ出発です。
流れがきつかったので、漕ぎ手のお兄さんが一台につき一人付いてくれました。
流れがきつくない時は、希望により、自分で漕いで、見張り役の人が4台につき1人付いてくれるようにも出来ます、その方が当然料金が安くなります。

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漕いでもらえるのでとても楽チンです。

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浅いところではカヤックから降りて押してもらえます

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ここでもやはり、迫力のある岩肌が。

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カヤックで川を上る事15分、見えてきました、これがNatural Bridgeです!

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さらにこれを抜けると、

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もうひとつ大きなNatural Bridgeがあり、ここがゴール!
ここで泳いだり、私達はしませんでしたが、上の方に登って行ったりも出来ます。

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みんなで太陽のスポットライトを浴びて記念撮影

タクロバンへの帰り道

しばらくNatural Bridgeで遊んだあと、上記と逆の順路で戻り、出発地点のWespal Visitors Centerでごはんを食べたらもう16時過ぎ。
近くに滝もあったのですが、時間がなくて、タクロバンへと戻りました。
当初ラファエルズファームへ行く予定だったので、出発が遅く、半日のアクティビティとなってしまいましたが、早朝から出ていれば、滝も含めて丸一日楽しめたはずです。

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サンファニーコ橋に差し掛かる頃には夕方に、そしてタクロバンに戻ったらとっぷり日が暮れていました。

今回の面白画像

さて、そんなタクロバンのロビンソンモールにある、ケンタッキー・フライド・チキン。
どこにでもある店頭の光景ですね。

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でも、なんか違和感がありませんか・・・?

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記念撮影用とはいえ、誰の顔も入っていない状態のこのカーネルさんは、ホラーです・・・

次回はカモテス島の旅行記を

さて、私達はタクロバンに4日滞在した後、カモテス島へ向かいました。
カモテス島はレイテ島とセブ島の間に浮かぶ、とても綺麗で素朴な秘境です。
次回はカモテス島の旅行についてリポートいたします、お楽しみに。 

ceburyoko.hatenablog.com

日比同時噴火 - 草津白根山の噴火とマヨン山の噴火 旅行者への影響は?

こんにちは、DAIです。

今回はセブ島以外のニュースですが、日本とフィリピンの両方で今、同時に話題になっている火山の噴火について書きます。

草津白根山の噴火

日本では今年2018年1月23日に、群馬県の草津白根山が目立った予兆もなく突如噴火しました。
この噴火で、火口から噴石がなんと1km以上離れた付近のスキー場にまで飛び散り、ゴンドラのガラスが割れました。

突然の噴火で、まったく予期されていなかったため、スキー場には大勢の人がおり、噴石が当たって11人のけが人が出る事態に。
そして、スキー訓練中であった陸上自衛隊の49歳の陸曹長の方に噴石が当たり、死亡しました。
亡くなった陸曹長は、部下の隊員をかばって噴石に当たってしまったとのことで、大変気の毒です。

スキー場のロープウエーの山頂駅の近くには、一時、およそ80人が取り残されましたが、自衛隊のヘリコプターなどで全員救助されたとの事です。

草津白根山噴火の映像

www.youtube.com

噴火の瞬間の動画には、飛んで来る噴石や立ち込める噴煙が生々しく記録されています。

www.youtube.com

草津白根山とほぼ同時期に起きたマヨン山の噴火

さて、私はフィリピンに居ますので、当初、上記の草津白根山のニュースは知りませんでして、フィリピンのマヨン山の報道を聞いていました。
そこへ噴石が自衛隊の方に当たって死亡されたというニュースを聞き、一瞬
「え、どっち?フィリピン?日本?」
と戸惑ったほどです。

マヨン山の場所

 マヨン山はセブ島の北、フィリピンの首都マニラのあるルソン島の南端、ビコール地方にあります。

ですので、マヨン山の噴火はセブには何の影響もありません。
日本で言いますと、草津白根山と東京くらい離れているからです。

美しいマヨン山

「マヨン」という名は、現地の言葉で「美しい」という意味の「マガヨン」に由来すると言われています。
下の写真のように、フィリピン富士とも言われるほど美しく、普段は観光名所として親しまれていました。
私も新婚旅行でルソン島へ行った折、マヨン山へも行こうと考えていたほどです(日程の関係でパスになりましたが)。

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フィリピン富士と言われるように美しいマヨン山(Wikipediaより)

マヨン山の噴火の状況

 そのマヨン山が今月(2018年1月)中旬から、白煙が立ち上り、活発な火山活動が観測され、噴火の恐れがあるとして警戒レベル3の警報が出されていました。

そしてとうとう…

 この画像のように、1月22日、山頂からキノコ雲が立ち上り、小規模な噴火が起こりました。
これにより警報レベルは4に引き上げられ、周辺の8万人以上の住民が避難を余儀なくされています。

 マヨン山噴火の様子を伝える地元テレビ局のニュース↓

youtu.be

 このニュース画像では、降り注ぐ火山灰の中マスクをして避難する人々が写っており(フィリピン人は普段ほとんどマスクをしないのに)、現地の街、レガスピ市では灰だらけの大変な状況に包まれている事が見てとれます。

最新の情報によると、昨日28日には4度目の溶岩噴出が起こり、火山性の地震も頻発している状態。
強い雨により土砂や泥流災害の危険も迫っています。

本日29日にはドゥテルテ大統領も、被害の続くレガスピ市を視察に訪れました。
現在のところ死者が出たという情報はないものの、上記のニュースでも少し映っていたように、現地の避難所は大変に粗末で、衛生悪化と食糧不足が生じ大変な状態。
大統領はこれに対し援助を確約したという事です。
(参考:Duterte visits Albay amid Mayon emergency | ABS-CBN News

過去のマヨン山噴火

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マヨン山1928年7月21日の噴火(ウイキペディアより)

ウイキペディアで調べた情報ですが、マヨン山は過去400年間になんと50回も噴火を起こしています。
記録に残る最もひどい噴火は1814年で、溶岩によって麓の町が埋まってしまい、1200人以上の死者が出ました。
近年では2013年に起きた噴火で、登山客ら5人に(今回の草津白根山のケースのように)噴石が当たり、亡くなっています。

火山撮影に命をかけた夫婦

さて、このニュースでちょっと火山に興味が湧いたDAIは、Youtubeでいろいろと関連動画を見ているうちに、こんな動画をみつけました。

www.youtube.com

この動画の中で、信じられないような至近距離まで火山に近付いて撮影をしている夫婦がいます。
これは、フランスの有名な火山学者だったクラフト夫妻。
映像の中で、”命がけで”撮影していると言われていますが、調べてみますと、1991年の雲仙普賢岳の噴火で火砕流に巻き込まれ、亡くなられたそうです。
文字通り、火山の撮影に命を費やしてしまったクラフト夫妻。
二人の撮影した映像は本当に迫真の迫力です。

マヨン山噴火でフィリピン旅行者への影響は?

さて、冒頭でも触れましたように、マヨン山から遠く離れたセブ島には全く影響はありません。
また、セブ島には多分火山はないと思います、あるのかも知れませんが聞いた事はありませんので。

ただし、ルソン島南部ビコール地方の旅行を計画されている方、外務省からメールが来ており、レガスピ(ビコール)国際空港が閉鎖されている模様です。
レガスピ市も火山灰と避難住民で大変な状況のようですので、レガスピ市周辺の旅行は、噴火がおさまるまで控えて下さい。

アヤラ火災その後-営業再開後のアヤラモールへ行ってみた。謎のイベントも

みなさん、こんにちは。

今日は頑張ってもうひと記事書きました、DAIです。

年明け早々に火災に見舞われた、セブ島最大級のショッピングモール、アヤラセンターセブ(Ayala Center Cebu)。 ceburyoko.hatenablog.com

 皆さんと同じように、私もその後の様子が気になっていたのですが、先日1月18日に、焼失したガイサノメトロを除く部分が再オープンしたと聞きました。
営業再開までもう少し掛かると思っていたのですが、意外と早く、10日間で再開の運びとなりました。
その週末(1月19~21)に、セブ島最大のお祭り、シヌログフェスタがあったのですが、それに間に合わせたのでしょう。

そして私DAIも、遅ればせながら本日1月27日に、ようやくどんな様子か見て参りました。

現在の通行止め部分

まず、周辺の交通状況です。

このように、赤の線が通行止め箇所、赤線で挟んだ青く塗った道路部分が通れません。

そして黒の矢印のように、一方通行でルスタンツ側からRed Planetホテル側へ通り抜けは出来ます。(2018年11月現在) 

ジプニーステーション側から見たメトロは、まだ火災跡が生々しく残っています。

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ここから先が通行止めになっており、クレーンが2台入っています。
もう解体作業を始めているのでしょうか?

そして、この写真の右側にある砂利の駐輪場(メトロの西側、ジプニーステーション南側)へ以前無料でバイクをとめられましたが、現在ここは閉鎖されています。↓

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そのため、H&Mの向かいにある有料の駐輪場にバイクが溢れてしまい、とめることが出来ませんでした。↓
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火災跡のすぐ隣、H&M側の出入り口から、以前のように店内へ入る事が出来ます。

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ただ、入口に人が並んでいた以前のような週末の賑わいではありません。

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ここの入口に、以前は気が付きませんでしたが、こんなペットボトルの再生BOXがあったんですね。
環境問題後進国のフィリピンですらもSave the earth,地球を守りましょう。

ちなみに、この反対側はというと、

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以前はここが両面通行止めになっていましたが、この写真左側の道は開通しており、レッドプラネットホテルの交差点まで行き来出来るようになっていました。

さて、バイクを正規の駐輪場へとめられませんでしたので、仕方なく旧マリオットホテル側へ回ります。

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旧マリオットホテルは内部の撤去作業が行われており、閑散としています。
その横に、ちょっとした駐輪スペースがあり、作業員の人がとめたと思われるバイクが数台。
ここにバイクをとめました。
しかし、ここは正規の駐輪スペースではありませんので、みなさんはとめないで下さいね。
駐禁を切られたり、撤去されたり、ガードもいませんのでイタズラに遭っても、自己責任になります。

さて、モール内へはどのようになっているのでしょうか。

 UCCでひと息入れる

旧マリオットホテル側からアヤラモールへ入場すると、まず、このUCCのカフェが目に入りますね。

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ショーウインドウのスイーツのサンプルの誘惑に負けて、入ってしまいました。

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カプチーノ、110ペソ(約230円)

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チョコクレープ、フルーツ添え、230ペソ(だったと思います)
WiFiも使えますし、なかなか良かったです。
ここのUCCは、カフェなのになぜかラーメン、
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それに丼ものまであります。

フィリピンのUCCカフェは、何でもアリですね。
今回は頼まなかったので、味はどうか分かりませんが。

アヤラモール店内へ

さて、いよいよ店内を散策してみましょう。

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UCC前の広場。子供が遊べるスペースがあるのですが、閑散としています。

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GLOBEやBo'sコーヒーがあるところのスペースですが、ここも人が少ないですね。

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通路を歩く人もまばらです。

フィリピンのモールに来たことがない人は、「普通くらい人いるじゃん!」と思うかも知れませんが、火災前のアヤラモールの混み具合は、こんなものではありませんでした。
しかも、週末土曜日です、あまりに少ない…。

 さて、焼けてしまったメトロへの連絡部分は、どうなっているのでしょうか。
行ってみましょう。

メトロがセール 

メトロへ向かう途中、メトロがセールをしていました。

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ドライマンゴーや、ココナッツチップなどのお土産のセールです。

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メトロからのメッセージ。
再建すると言っていますね。

フィリピンにしては珍しいイベント

途中、こんなイベントもやっていました。

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フィリピンでは珍しく、スケッチ大会です。
フィリピン人にも器用な人はたくさんいるんですね(失礼)、結構皆さん上手に書いておられます。
でもモデルが美女じゃなくて、モサっとしたお兄さんなのが微妙(笑)
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すぐそばで絵の販売をしていたので、その宣伝イベントのようです。
セブの下流社会で暮らしていますと、こういう絵の鑑賞などを楽しむのは別世界、という気がします、実際絵を見ていく人はほとんどいません。

ガイサノメトロ入口は?

さて、ガイサノメトロとの接続部へ来ました...

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が、予想通り、というか当たり前に閉まっています。

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ここも以前は出入り出来たように思うのですが、同様で、エスカレーターも止まっています。

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エントランス横のマーキュリードラッグも、影響を受けてか閉まっていました(モール内の他のマーキュリードラッグは開いています)。

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ガイサノメトロより高級なデパートの、ルスタンツは普通に営業していました。食料品などは、こちらで買うと良いでしょう。

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ちなみにエントランス横にある、アバカカフェのパンやお菓子は、とても美味しく、おススメです。

さて、全体に人が少ないように思うのですが、お客さんは一体どこに居るのでしょうか?

 ガラガラの店内でもお客さんの多い所

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はい、ここに居ました。銀行の前です、ATMにたくさん並んでいます。

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そしてマクド。オサイフに優しいのがフィリピン人に大人気でいつも賑わっていますね。

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なぜかゲームセンターはいつもと変わらず大勢の若者が。

何このイベント!?

そして、階段の吹き抜けのところにすごい人が集まっています!
何かイベントをやっています。

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見てみると…

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どうも日本人のようです。


英語留学生などでしょうか?
3人組の若者がビサヤ語をまじえてコントをし、フィリピン人にけっこうウケていました。
(勝手に載せましたが、出演者の方、もし問題ありましたらご連絡下さい)

お客さんが少なく快適なアヤラモール

さて、営業再開後のアヤラの様子をざっとリポートしましたが、いかがだったでしょうか。
恐らく営業再開したことがまだ広まっていない為と、また火災のせいでイメージダウンもあり、客足は遠のいています。

友人によると、SMシティには大勢のお客さんが詰めかけていたとの事。
ガイサノメトロが建て替えられ、営業再開するまでには、まだ1年程度は掛かるでしょうから、少なくともそれまでの間は、他のモールにお客さんが流れ続けるでしょう。
しかし、お客さんが少ないおかげで、今のアヤラモールはとても見て回り易く、快適でした。

最後に今日の面白画像

アヤラ周辺で見かけた光景です。

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意味はありませんし、コメントは特に不要ですね。

ではまた!

フィリピン・レイテ島の観光先 ①タクロバン周辺

みなさん、こんにちは。
嫁の実家への帰省を兼ね、1週間のレイテ・カモテス旅行から帰ってきてリフレッシュしたDAIです。

ということで今回は、日本人にはマイナーな観光先である、レイテ島についての記事を書いてみました。

検索してみると、セブ島やボホール島についての記事はたくさんありますが、レイテ島についての記事は結構少ないですね。

あってもその多くは戦場跡巡りの記事で、情報も古かったりします。

それで、今回の私の旅行記が、レイテ島への観光旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

※2019年1月 レストラン・カフェ情報追加しました。

レイテ島ってどんなとこ?

 

ご覧のように、レイテ島はセブ島の約100km東にある島です。

セブとはまた雰囲気が違い、のどかな農村が広がっています。
州都であるタクロバンも、小さな田舎町に過ぎません。

セブやボホールと比べて、見どころがそんなにあるわけではなく、当たり前ですが初めてのフィリピン旅行で行くようなところではないです。

  • セブには何度も来て、もう飽きた。少し違うところにも足を延ばしたい
  • 他の日本人が行かないような所に行きたい
  • 田舎が好きで、バックパッカー的な旅行がしたい

というような人には向いていますね。

2013年の台風ヨランダ(ハイエン)

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↑ところどころに見られる高潮注意の警告

レイテ島と言えば、2013年11月のスーパー台風ヨランダの被害を受けた事で知られています。
この台風と、それが原因で起こった高潮により多くの家が流され、6000人以上が亡くなりました。

6年経った今もなお、その爪痕が残り、避難所や仮設住宅があちこちにあります。

実は私の嫁の実家も、この台風で倒壊し、今なお再建できていません。
母親は勤め先の方の家に間借りし、兄弟は仕事場に住んでいる状態だったりします…

 レイテ島へのアクセス

タクロバンや、港町のオルモックには空港があり、セブやマニラからの国内線の飛行機でアクセス可能。

他にも、フェリーがマニラやセブから出ており、セブからは2時間半で着く高速船もあります。

レイテ島への船に関して私が知っているものを、まとめました。

高速船

Super Cat

OCEANJET

どちらもCebu City Pier1から乗れます。
料金は片道1,000ペソ程度。
一日何往復もしています。

フェリー

Roble Shipping
乗り場:Cebu City Pier 2

Lite Shipping
乗り場:Ouano Wharf(Mandaue City)

どちらも夜行で、運賃は片道でRoble Shippingが400ペソ、Lite Shippingが300ペソ。

今回私は、安さにひかれてLite Shippingの夜行フェリーを利用しましたが、乗り場が結構分かりにくくて不便な所にありました。

マンダウエやマクタンのホテルから出発するのであればLite Shippingが良いかも知れませんが、セブシティから出発する場合はRoble Shippingの方が便利でしょう。

※船の乗り場や運賃は変更があるかも知れませんので、チケットを購入する時に必ず確認して下さい。

チケットの買い方

セブシティの港に各運航会社のオフィスがあり、チケットを購入出来ます。
また、街のモール内のチケットアウトレットショップでの購入も可能で、割引があるようです。

SuperCatとLiteShippingはホームページよりオンラインで購入も出来ます。

レイテ島の港から、タクロバンへ

セブシティより出発した船は、オルモック又はバイバイの港からレイテ島に入ります。

私は嫁の実家があるタクロバンを目指しました。
オルモック・バイバイどちらの港からも、バンでタクロバンに向かうことが出来ます。

所要時間はトラブルがなければ2時間半ほど。
料金は大体130ペソ程度。

私は利用したことがありませんが、バスもあります。
バンは乗客が集まり次第出発するのに対して、バスは本数が少なく、時間が掛かりますが、料金はバンよりさらに安いはずです。

タクロバンでの移動

タクロバン市内は今のところ、タクシーは走っていません。

移動の足はジプニー、

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トライシクル

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そしてトライシカットと呼ばれる3輪自転車になります。

タクロバン市内の様子

セブシティに比べると、あまり見どころのない田舎町のタクロバンですので、観光という程ではありませんが、いくつか行き先をご紹介します。

街角の様子

うちの嫁の家族が住んでいる路地近辺。

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こんな感じの貧しくて何もない所です。

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↑お父さんの背中にシップを貼ってあげている親孝行な息子さん

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郊外の方へ行くと、このように広い道もあり。

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ところどころにこのような戦争関係と思われる記念碑もあり。

マッカーサーランディングメモリアルパーク

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1944年10月、”I shall return."の言葉通り、フィリピンに戻ってきたマッカーサー元帥と関係者の、上陸の記念モニュメントです。

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近くには、1994年頃に行われた平和集会のモニュメント、当時の村山首相の銘板もありました。字が薄れて消えかけていますが。

 ロビンソンNorth Tacloban

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2017年暮れにオープンしたばかりの新しいショッピングモールで、映画館もあります。

ここの2階に、「ラーメンしまなみ」という美味しいラーメン屋がありました。

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↑とんこつラーメン

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↑つけ麺

嫁と二人で、とんこつとつけ麺を1個ずつ頼んで両方食べてみましたが、フィリピンにしてはまずまず、美味しかったです。
値段はラーメン一杯200~300ペソ位だったと思います。

この時は不在でしたがオーナーは日本人だそう。
旅行中日本食に恋しくなったら、行ってみて下さい。

ロビンソンはタクロバンにはもう1件、南のはずれにも大きなモールがあります。

 タクロバンのレストラン

セブシティに比べると、ずっと田舎町のタクロバン、ナイスなレストランは少し探さないと見つかりません。

滞在中に行ったレストランの中で、良かったお店を幾つか紹介します。

 ローヤルキッチンレストラン

ちょっと写真を撮るのを忘れたのですが、中華風フィリピン料理の美味しい店。

タクロバンにしては割と高級感があり、雰囲気も良し。
値段は手頃で、4人で食事をして、アルコールは飲まなかったのですが、1000ペソでお釣りが来ました。

写真を見たい人は下記のグーグルのリンクから見れます。

 Giuseppe's Italian-Filipino

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まともなイタリアンが食べられるお店。

下の写真のパスタが300ペソ台とタクロバンにしては高めのプライスですが、それに見合った味と、雰囲気の良さがあり。
ワインやハム・チーズのお店が併設されています。

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美味しい和食レストラン 桜島

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前述のラーメンしまなみに加えてもう一軒、タクロバンで数少ない、おいしい和食が食べられるお店を見つけました。

この「桜島」レストランのオーナーは、その名から分かるように鹿児島出身。

とても気さくなご主人は以前、福岡で博多ラーメンのお店を長年されており、こだわりの豚骨ラーメンに自信あり! だそうです。

ランチタイムプロモは、鳥か豚のメインディッシュに、焼きそば、餃子、ごはん、みそ汁、ポテトサラダ、飲み物がついて、160ペソと大変お得。

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そしてこのボリューム!

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私は冷やし中華を頼みました。

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トロトロのチャーシューと蒸し鶏が載り、細めんでとても美味しかったです。

全メニューを載せておきます、セブシティの和食店と比べるとどれもリーズナブル。 

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桜島の全メニュー

オーナーのフィリピーナ奥さまの出身はレイテの隣のサマール島だそうですが、近辺で一番繁華なタクロバンで2018年にこの「桜島」を出店されました。

しかしタクロバンには日本人客はほとんどおらず、リーズナブルな価格設定も地元民には少し高いようで、出来て日の浅いお店を軌道に乗せるのに苦労されているそうです。

まじめで仕事熱心なご主人と優しい奥様を、応援したくなりました。

フィリピンの田舎町タクロバンで日本と遜色ない美味しい和食が食べられるこの「桜島」。

タクロバンを訪れたら、どうぞフィリピン人を連れてここで食事し、和食の味を教えてあげて下さい。

レストラン補足情報

ちなみに、検索するとRaphael's farmという、山の中の雰囲気の良いレストランが出てきますが、ここは閉店していますので、行かないよう気を付けて下さい。

私は嫁の家族友人引き連れてわざわざ1時間かけて行ったら、閉まっていて、エライ目に遭いました…

コーヒー1杯で粘れるタクロバンのWifiカフェ 

さて旅行しているとブログの更新や、調べものでWifiが使えるカフェに行きたくなりますね。

コーヒー1杯で粘れる、タクロバンのカフェを幾つか紹介します。

美味しいイタリアンも楽しめる Ayo Cafe

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ここはカフェとしても使えますが、前述のGiuseppe'sに負けない立派なイタリアンレストランでもあります。

しかも値段は若干こちらの方がリーズナブル。

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Ayo Cafe のメニュー

こじんまりした店内は二階席もあり、オシャレでゆったりしていて清潔感もあります。
客層は外国人や、富裕層のフィリピン人が多いです。

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Ayo Cafeの店内

まずはコーヒー(85ペソ)を頼み、PCをセットして陣取ります。

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コーヒーは量は普通ですが、後述のBo's Cofeeより濃くておいしい。

Wifiのスピードは上り下り共に4Mbpsとまずまず。

コーヒー一杯で4時間粘りましたが、店員さんは嫌な顔一つせず、カウンターに居ますが私語もなく気配を消しています、素晴らしい接客。

その後嫁と妹が合流し、ディナータイム。

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サラダ、かぼちゃスープ、バーガー、パスタ、ピザを3人でシェアしました。

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Ayo Cafeの料理、これだけ頼んで1329ペソ。

上記の料理とコーヒー、クッキーひとつ(10ペソ)、グラスワイン1杯(85ペソ)含めて1329ペソ。

接客がとても良かったのでチップ込みで1400ペソ(約3000円)払いました。

私と大食いのフィリピン女子2人が腹いっぱい食べて、ピザは食べきれなかったので2切れ持ち帰り、それで一人当たり500ペソ以下です。

24時間営業で便利な Bo's Cofee

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フィリピン全国チェーンのコーヒー店、タクロバンにもあります。

24時間営業のようで、夜な夜なのブログ更新にも便利。

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Bo's coffeeの店内
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Bo's coffeeのメニュー

店内は他のBo's Cofee同様、綺麗で落ち着いた雰囲気で、長居しやすいです。

とりあえず一番安いコーヒーSサイズ一杯(95ペソ)を頼んでテーブルにPCをセット。

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Drip Cofeeというのを頼んだのですが、Sサイズでも量はたっぷり、でも味は薄くアメリカンのようでした。

まぁここはコーヒーよりもWifiが目的ですね。

1オーダーで2時間使えるWifiのチケットを2枚くれます。

まず速度を測ってみると、11Mbps、お客さんが増えてくると3Mbpsに落ちましたが、それでもまずまず快適。

接客も普通で、いやな目に遭う事はないです。
コーヒー1杯で4時間粘ってこのブログを情報更新しました。

海が見える Café Lucia

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海沿いにあるカフェで、オープンエアの場所もあり、雰囲気は良いです。

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↑メニュー

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カプチーノを頼みました、メニューには95ペソと書いていますが、なぜか105ペソ取られました。

普通においしいです。

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Café Luciaの雰囲気

フィリピン人は景色の良いところが好きなので、店内は結構混みあっています。
景色の良さでお客さんを呼んでいるようなものなので、接客態度は悪い。

Wifiは一応つながりますが、お客さんが多いからか、上り下りともに0.3Mbpsと遅く、ぶちぶち接続が切れてしまい、SNS・メールチェックくらいならどうにか使える程度。

もし快速に使いたければ、LTEが使えるスマホかモバイルルーター持参必要ですね。

ノマド向けではありませんが、気分転換や待ち合わせには使えるでしょう。

タクロバンの面白動画

さて、最後にタクロバンの路地裏で見かけた、面白動画です。

 

愛犬をドライヤーで乾かすオジサン、なんかほのぼのとしていて撮ってしまいました。

次回はお隣のサマール島へ

さてタクロバン滞在中に、レイテの隣、サマール島のバセイというところへも、足を延ばしてきました。

デイトリップでしたが、これがまた、素晴らしい大自然の中で、忘れられないアクティビティになったのです。

その様子は次の記事に綴りました。 

www.cebutabi.net

【2020最新】フィリピン配偶者ビザのアンニュアルレポート(ANNUAL REPORT)

みなさん、こんにちは。

今回の記事はフィリピンの配偶者ビザ(13A)をお持ちの方、あるいはこれから取得予定の方に、必見の内容。

※この記事は2018年に書きましたが、2020年1月3日に内容を更新しました。

今年もストレスフルなアンニュアルリポートへ行って来ました。
アンニュアルレポートは毎年微妙に手続きが変わります。

そして今年は去年まで無かった、AcrーIカードのコピーを求められました。

手続きの流れについての案内表示もなく、案内係もいません、いつもながらフィリピンらしく非常に不親切です。

この記事の手順をあらかじめ読んでから行かれると多少スムーズかと思います、私と同じようにリポートに行かれる方のお役に立てば幸いです。

アンニュアルレポートを出さないといけない人

アンニュアルレポートを出さないといけない人は、以下のような人です。

  • 配偶者ビザ(13A)
  • リタイアメントビザ
  • クオータービザ
  • 労働ビザ(9G)

他にもあるのかも知れませんが、要するに観光ビザ以外の場合はアンニュアルレポートを出す必要があるということ。
(観光ビザの場合は普通に更新を続けていればこの手続きは不要です)

この中で今回は私のケース、配偶者ビザの場合のみ解説します。

ちなみに配偶者ビザの申請~取得までの手続きは、こちらの記事をご覧ください。 

www.cebutabi.net

アンニュアルレポート申請の持ち物

絶対必要なもの

  • ACR-Iカード
  • 手数料310ペソ
  • コピー代10ペソ位

念のため持参するもの

  • パスポート
  • 待ち時間用の読み物(スマホ)

基本Iカードと申請料さえあれば大丈夫。
パスポートの確認はされませんが、念のため持参するのが良いかも知れません。

あと待ち時間が暇ですので、読み物を持参しましょう(セブポットやセブナビサクラはイミグレに置いてありますが)。

アンニュアルレポートの場所

アンニュアルレポートの手続きをするイミグレーションは、マンダウエ市のJセンターモールの中にあります。

アンニュアルレポート時期

毎年1月1日から数えて60日以内にせよ、となっています。

忘れるとどうなるのか私は知りませんが、ググってみると1カ月ごとに200ペソの罰金が掛かるという情報があります。

決まった通りに手続きしておくのが無難ですね。

アンニュアルレポート手順

朝一番に行く場合は、8時少し前に着くように行けば十分です。

午前10時迄はJセンターモールの正面が閉まっていますので、裏へ回りモールの南東側(正面向かって右側)にあるエレベーターから入ります。

イミグレーションの入口が分からなければガードマンに「イミグレーション」と言うと、行き方を教えてくれます。

私は8時前に到着ましたが、裏のエレベーターのところで既に6人くらいが入場待ちをしていました。
8時になりますとエレベーターが動きますので、2階へ行きます。

エレベーターを降りると、

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この写真の奥の方に着きます(エレベーターと反対側から撮影)。

この写真の左手(エレベーターを降りて右手)がイミグレーション、反対側の右手(エレベーターを降りて左手)にあるのが、Iカードのセクションです。

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ここがその入口↑
私は初めての時、間違って一度イミグレの入口に並んでしまったのですが、そちらへ行く必要はなく、時間をロスします。

最初に直接Iカードのセクションに行って下さい。

※2020年は、ACR-iCardのコピーが必要になりました。

コピーはイミグレ前の携帯屋さんで取れます、両面コピーで6ペソ。

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ちなみに、同じ階にあるこのインターネットカフェなら4ペソで両面コピー可能。

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列に並ぶ前にコピーを取っておきましょう。

ACR-iCardの部屋に出来ている行列に並びます。

窓口でACR-iCardを渡すと、住所が変わっていないかなど聞かれ、青い紙をコピーに貼り付けて返されます。

それを今度はイミグレ入口右側にいるガードマンに渡します。

イミグレの中で名前を呼ばれるまで待ちます。

名前を呼ばれたら支払いの紙をもらってキャッシャーで310ペソ支払いましょう。

再び外に出て、入口の脇で先ほどと同じガードマンに名前を呼ばれるまでまた待ちます。

名前を呼ばれたらレシートを受取り、それをまたコピーするよう言われます。

レシートとそのコピーとACR-iCardを持って、最後にACR-iCardの部屋の職員に見せ、レシートのコピーを回収され、ACR-iCardを返してもらって終了。

混み具合によりますが、1~2時間を要します。

毎年思いますが、アンニュアルレポートと言いながら、何のリポートもありません。
これはただの税金支払いです。

手順まとめ

もう一度簡単に手順をまとめますと、

  1. Acr-iCardのコピーを用意
  2. Acr-iCardの部屋へ行く
  3. 青い紙をコピーに貼り付けて返される。それをイミグレ入口右側にいるガードマンに渡す
  4. イミグレの中で名前を呼ばれるまで待つ
  5. 名前を呼ばれたら支払いの紙をもらってキャッシャーで支払い
  6. 支払ったら入口の外でガードマンに名前を呼ばれるまで待つ
  7. ガードマンに呼ばれたらレシートを渡され、それをコピーしてAcrIカードの部屋へ再び行く
  8. AcrIカードの部屋でレシートのコピー(回収)とAcrーIカードを見せて終了

となります。

アンニュアルレポート補足情報

配偶者ビザとフィリピン出国

通常6カ月以上フィリピンに滞在後出国する場合、前もってECC(Exit Clearance Certificate、出国許可証)を取得する必要があります。

しかし、配偶者ビザとIカードがあれば、出国の際のECCは不要で、空港のイミグレでパスポートと一緒にIカードを見せれば良いとの事。

ただし、もしIカードが未発行だったり、紛失して再発行手続き中の場合は、Jセンターモールのイミグレで、事前にWAIVERというものを取得しておく必要があるそうです。

その手続きには3-5営業日かかるそうなので、ご注意下さい。

また、配偶者ビザ申請中で未発行の場合に、海外へ一時出国する場合は、最低2週間前もって、JセンターモールのイミグレでGrace Periodというものを取得する必要があります。

マクタンでも手続き可だが…

この記事ではJセンターのイミグレでのアンニュアルレポート提出方法をまとめましたが、マクタン島のイミグレのサテライトでも提出可能。

ただし、事前にWEB上から予約をして、予約番号が書かれた紙をプリントしておく必要があるようです。

ややこしいので私はいつもその必要のないJセンターを利用します。 

それにしても、いつもながらイミグレ職員の横柄な事! 何とかならないのでしょうか?

イミグレなんてタダでさえ面倒で行きたくないのに、輪を掛けて苦痛を与える職員たち。
多分トップが横柄だから全員そうなんでしょう。

手続きが終わったらとっとと美味しい物でも食べに行きましょうね。

アンニュアルレポートは2月末までに

と、いうことで、まだ今年アンニュアルレポートを出していない方は、2月末までに出しに行きましょう

本人が来れない場合、代理申請でも良いそうです(イミグレ職員に確認済)。

【セブ島治安】あなたは大丈夫⁉ セブ島の治安対策2019 後編

みなさん、こんにちは。

火災で焼け落ちたアヤラモールの行く末を案じているDAIです。

前回の記事には沢山のアクセスをいただき、改めて皆さんの関心の高さを思い知りました。

ceburyoko.hatenablog.com

そちらの方もまた情報が入れば、お伝えしていきます。

 さて、来比後わずか4日で私DAIを襲った悲劇について、 書き進めますね。

ceburyoko.hatenablog.com

の続きです。

平和ボケ

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大家さんから家賃の一部支払いを迫られ、両替のため、ちょっと慌ててアヤラモール、そうです、先日火災で焼けちゃったあそこへと、あろうことかジプニーで向かったDAIでしたが、その車内で、とんでもない目に遭いました。

しばらくジープに乗っていましたが、なかなかアヤラに着かず、運転手さんにアヤラはどこかと聞くと、とっくに過ぎていると言われ、現在地はどこか?と確認しようとカバンの中からiPad miniを出そうとすると...

はい、中身はスッカラカン…

と、いうところまで前回書きましたね。

何が起きたのか理解するのにちょっと時間が掛かりました。

なにせ、世界一治安の良い国で生まれ育ったためすっかり平和ボケしてしまっているDAI、日本でも、また海外旅行でもこの時までスリなんぞに出くわした事はありませんでした。

いや、思い出せば一度だけ地元の公園で置き引きに遭った事がありました。
その時は財布の中身は1500円位で、カード類をすぐに止めて再発行する手続きが少々面倒だった位で、自分への薬になっていなかったのです。

パニック

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どうしていいのか分からず、運転手さんに「HELP ME!」「No more Ayala!」「ポリスステーション!ポリス!」と叫びました。
今から考えると本当に稚拙で笑えますよね、この時の僕。

頭の中は、『お金がなくなった』『iPad miniもなくなった』『家にもお金はほとんど残っていない』『お金をおろすためのカードもなくなった』『明日からどうなる?』という具合に、渦巻く不安。

この時の計画としては、日本円を1カ月分の生活費程度だけ持ってきており、それがなくなったらクレジットカードのキャッシングを使って、日本の銀行からちょこちょこおろして生活…と考えていました、それが出来なくなったわけです。

これが日本であれば、お金は親や友だちから借りれますし、カードがなくても銀行へ行けばお金おろせます、カード類もすぐに再発行でき、たいして困りません。

ところがどっこい、家族から離れて異国の地、フィリピン・セブに来てわずか4日目、右も左も分からない、まだ親しい友達もいない、ろくに言葉も通じない状態で無一文に近い状態になったわけです。

これはひょっとして人生最大のピンチ⁉

さぁ、どうすればいいのでしょうか。

 盗っ人の哀れみ⁉

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当時所持していたのはこんな感じの携帯電話

じつはこの時、僕が持っていた携帯はNokiaの一番安いモデル(1500ペソで買った)、日本で言うガラケーよりももっと原始的なものでした。
しょぼ過ぎたのが良かったのか、それとも盗っ人のわずかながらの哀れみでしょうか?
奇跡的に携帯電話だけは盗られていませんでした。

ジープは終点近くだったようで、運転手さんに、ポリスポリス言うと、他のお客さんを全員降ろした後、何か小さな建物の前で止めてくれました。

一応運転手さんと携帯の番号を交換し、ジープを降りました。

思わぬ親切に救われる

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さて、入った建物、交番所かと思ったのですが、ちょっと雰囲気が違います。

たどたどしい英語で状況を説明します。

すると係の人は、「なんかコリアンスチューデントが来ているぞ!」みたいなことを言い合っています...

その時は僕の事を言っていると気付きませんでしたが、セブにしばらく住むとしょっちゅう韓国人と間違われるので、僕の事を言っていたんだと後で気付きました(にしてもスチューデントってほど若くもないんですが)。

そして、「ここは警察署ではありません」と言われました。

ガーン!

運転手さんは警察の前で降ろしてくれたと思ったのに...

またショックでしたが、なんと、ここの人が警察署まで送ってくれると言います。

後で知ったのですが、運転手さんが降ろしてくれたここは、バランガイホールと言って、日本で言う自治会館のような場所でした。

警察へ行けば何とかなる! のでしょうか?

分かりませんでしたが、とりあえずそれしかありません。
バランガイホールの親切なおっちゃんが、結構な距離を、公用車で送ってくれました。
後でわかったのですが、その時僕はアヤラを大幅に行き過ぎており、バニラッドというところまで行っていたのです。
おっちゃんが連れて行ってくれたのはそこから4.3kmも離れた、アヤラの近くにある警察署。


日本人的感覚からすると、公用車のガソリンとお役人さんの貴重な時間・労力を使ってわざわざ送ってもらい、お金も払えず、ありがたさと恐縮とみじめさの入り混じった気持ちでした。

車の中で、そのおっちゃんは、
「ダメだよ、そんなカバンじゃぁ。ちゃんとウエストポーチみたいなのを腰に巻かないと。」
と忠告してくれました。

警察署に着くと、その中のスリや泥棒を担当する部署の部屋に連れて行かれました。

そこには、街で見かけるようなバスケットボールのランニングシャツに半パンという、とても警官に見えないヨタヨタの身なりの人ばかり。
私服警官ということですが、日本の私服警官とは随分雰囲気が違います。

バランガイホールのおっちゃんには丁重に御礼を言って、ここからは自分でするので大丈夫です、と、帰ってもらいました。

 警察署に到着し一安心、ではなかった...

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さて、警察の人の英語はすごくなまっていて何を言っているのかあまり分かりませんし、当時は僕の英語もたどたどしく、何を言えば良いのかも分かりません。

とにかく身振り手振りで全部盗られてしまった事を説明したのですが、
パスポートを持っていないと被害届を提出出来ない
という意味の事を言っています。

そうなのかぁ。パスポートがないとダメなのかあ。

取りに帰ります、と言って部屋を出たものの、今自分がどこに居るのか、家までどうやって帰るのか、頼みのiPad miniももう使えず、分かりません。
何かジープやタクシーに乗るにしても、お金もなく、お手上げです。

 途方に暮れたDAIをフィリピン人の温かさが救う

当時私は、ボランティア活動のためにフィリピンに来ていました。
経緯については、こちらの記事をご参照下さい↓ 

ceburyoko.hatenablog.com

 ふと、携帯電話に、ボランティア仲間のひとりのフィリピン人の連絡先がある事を思い出します。

彼の名は、ヴァン(仮名)。
僕より少し年上、フィリピン人にしては珍しく独身の中年男性です。

たどたどしい英語でテキスト(携帯メール)を打ちました。

するとすぐに、「DAI,今どこだ?」

と返って来て、どこか分かりませんでしたが、入口に書いてある警察署の名前を入れて返しました。

それから10分と経たないうちです、彼がバイクで飛んできてくれたのは。

彼の愛車、ホンダWAVE110の後ろに乗せてもらって家にパスポートと、わずかに残った日本円を取りに帰る事が出来、両替屋に寄ってもらい、そして警察署へと戻ってきました。

この時もし携帯もなかったら、あるいはヴァンが来てくれなかったら...どうなっていたか分かりません。

全く気付かなかった

それにしても本当に手品です。
いつ盗られたのか全く気付きませんでした。

警察の人によると、犯人は恐らく複数犯で、向かいに座っていた男がコインをバラ撒いて僕の気を引いている隙に、僕の右か左隣に座っていた者が、僕の膝の上に置いていたショルダーバッグに手を突っ込んで盗って行ったんだろう、よくある手口だ、と言われました。

パソコンの前に連れて行かれ、前科者の写真をいっぱい見せられて(どれもこれも悪そうな顔だった)、「この男か?」「これか?」と聞かれましたが、そもそもいつ盗られたのか気付いていないのに、覚えているわけありません。

セブで盗難の被害に遭った時の手順

さてここで、セブで盗難の被害に遭った場合の手順を、まとめておきます。

  • まず、被害に気付いたら、その場所と時間を克明に覚えておく。
  • 警察に被害届を出す。そうしないと、海外旅行保険が適用されない場合がある。
  • 身分証を持って警察へ行く。私は上記のアヤラ近くへ行きましたが、他の警察署でももちろん良い。
  • 市役所で被害届を出すための費用を払うよう言われるので、港の近くの市役所へ行く(場所は下記参照)。
  • 市役所へ行き、被害届の費用を払い、書類をもらって再び警察署へ。
  • 被害届は作成に数日かかるので、後日また警察署へ行って被害届をもらう。
  • ただし、旅行者の場合後日発行だと帰国に間に合わない場合があるので、その場合はその旨相談し即日発行してもらえないか頼んでみること。
  • 日本の保険会社にも連絡しておく。

なお、私の場合は上記手順でしたが、先に市役所で費用を払い、書類をもらってから警察署へ行った方が二度足にならず、早いようです。

市役所の場所↓ 

ヴァンさんは、警察署での対応中ずっと付き添ってくれ、翌日市役所へもまた愛車のWAVEで連れて行ってくれました。
ヴァンさんに対しても申し訳なく思い、「I'm sorry」と言った時に、彼の言ったひとことが、いまだに忘れられません。

「謝らなくていい。困った時は助け合う、それが俺たちのルールだ。

カッコ良すぎではありませんか!

英語がよく分からなくても、彼の言っている事はハッキリと分かりました。

幸い、他のボランティア仲間の日本人の方が、親切に当面の生活費を貸して下さり、どうにかなりました。

我慢の日々

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とはいえ、次回の帰国までの約40日間、ひとから借りたお金で生活するというのは大変にひもじく、無駄遣いをしないよう一日分のお金を封筒に入れてチビチビと使いました。
引っ越したばかりで物入りな時期でしたが、必要なものを買わず、我慢の日々を過ごしたのです。

教訓と対策

さて、これからフィリピンへ旅行・移住される方のために、学んだ教訓や改めた事は以下です。
もっとも、当たり前の事ばかりですが。

  • 海外での旅行・生活中は他に頼る人がおらず、自分で全責任を負うつもりで慎重に行動する。
  • お金は盗られないように気を付けるのはもちろん、盗られた時の事も考えて対策する。
  • お金を何か所かに分けて保管する(分けすぎてどこにしまったか分からないならないよう注意)。
  • クレジットカードを最低2枚以上持参し、バラバラに保管しておく。
  • 大金を持ち歩かない。両替等で大金を持っていく場合は財布に全部入れず、財布+ケースに入れて胸元にしまう、等分ける
  • 大金を持っている時はジプニーは使わずタクシーで移動する。
  • リュックは赤ちゃんを抱く時のように前に抱き抱え、人の多い所ではむやみに開けない。

辛い経験から得た、かけがえのないもの

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スリに遭ってからしばらく、人間不信に陥り、街ですれ違うフィリピン人が皆悪人に見えました(ごめんなさい)。

40日経過後、一時帰国した時に保険請求し、現金以外の、iPad mini、運転免許証再発行手数料、財布代等はお金で戻ってきました。

苦い経験でしたが、私よりもっと多額の被害に遭っている方の話もよく聞きますので、盗難のせいで注意深くなることができ、フィリピンの人々の温かさと多大な親切にも触れる事が出来、貴重な経験とプラス思考で考えられるようになったのです。

ジプニーの運転手さんは心配して次の日電話をかけてきてくれました。

また、ヴァンとも、一気に距離が縮まり兄貴のような存在になったのです。
その後の数年間、いつも彼の愛車ホンダWAVE110の後ろに乗せてもらってセブシティ中をあちこちと連れて行ってもらうことになります。

日本人の方に借りたお金も、一時帰国後すぐ、御礼のお土産とともにお返し出来ましたし、バニラッドのバランガイホールにも訪問し、きちんと御礼をすることが出来ました。

あれ以来4年の歳月が流れましたが、おかげさまで犯罪の被害には遭っていません。

最初はきっと旅行者っぽいニオイをぷんぷん出していたと思いますが、それがこの地に馴染むにつれて、なくなり自然に行動出来ているのが大きいと感じます。

ただし、あの苦い経験と、皆さんから受けた親切を忘れず、自分が用心深く気を付けると同時に、セブに来られる方に注意を呼び掛けて行きたい、と思います。

その他の被害例

セブ島の治安はまずまず良く、日本人がらみで強盗や殺人事件というのは聞きませんが(マニラではあるようです)、スリ・置き引き・泥棒に関してはいまだに多いようです。

以下のような事例があります。

ある韓国人は、一眼レフのカメラをケースに入れてコロンストリートを歩いており、さぁ写真を撮ろうかとカメラケースを開けると、何も入っていなかったそうです。

また、知り合いの年配の日本人は、私と同じようにジプニーの中でスリの被害に遭いました。
その人の場合は、車内はそんなに混雑していなかったそうなのですが、他のお客さんからフレンドリーに話しかけてこられ、フィリピン人との会話に夢中になっているうちに、ヤラレたそうで、やはり手品のようでいつ盗られたのか全く気付かなかったそうです。

スーパーで買い物中に、カゴに入れていたカバンから財布やiPadを盗られた人もいます。

また、私の友人は、自宅の窓のそばにデジカメとノートPCを置いていたら、在宅中にも関わらずカギを壊され窓を開けられて盗られてしまいました。

セブに来られる方は、びくびくする必要はありませんが、気を緩めない事、そして、万一何かあってもカバーできるよう、海外旅行保険には必ず入り、お金やカードを分けて管理するなど、対策されて下さい。

【アヤラ火災】1月8日最新続報&無残に焼失したガイサノメトロの画像集

こんにちは、今まで毎週のように行っていたアヤラモール(Ayala Center Cebu)が焼失し、こんな事も起こるのかと驚いているDAIです。

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ありし日のアヤラセンターセブの内部

先日の速報に続き、本日1月8日現在であがっている地元ニュースウェブサイトの情報を統合してお伝えします。

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真っ白な煙をあげるアヤラセンターセブ(6日撮影)
  • 火災発生は2018年1月5日午後9:44頃、ガイサノメトロ3階の玩具売り場倉庫より出火
  • セブ市一帯の消防車が駆けつけ、消火作業に当たるも、スプリンクラーが作動せず、あまりの火勢に消火作業は難航
  • 発生から2日目の7日(日曜日)夕刻に鎮火
  • 閉店後の出火であったため、不幸中の幸いとして、来店客・全従業員無事避難出来、犠牲者なし
  • 消火に当たった消防士も全員無事
  • 排煙のため壁に多数の穴が開けられ、放水も多量に及んだため、ガイサノメトロ部分の2階より上はほぼ壊滅状態
  • 反対側のテナント・テラス部分は無事
  • 火災の詳しい原因についてはこれから調査されるが、建物崩壊の危険性があるため、立入は慎重を期している

今のところ情報はこんな感じです。

本日イミグレーションに用事があり、その帰り道に、ちょうどアヤラを通ったため、幾らか写真を撮ってきました。

f:id:dinoue10987654321:20180108175837j:plain↑これは、ありし日のガイサノメトロ正面外観です。↑

↓同じ場所が無残にもこのように↓

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壁には排煙のため開けられたと思われる多数の穴が見られる

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特に5,6階部分の損傷が激しい、見るも無残

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南西側より。2階より上に行くに従って損傷が激しく、5,6階は特に酷い。

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右側は建設中の新館部分。今後どうなるのだろうか?

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アヤラモール直結が売りの便利なコンドミニアム、ここの住民も今後どうなるのか。

 

周辺の交通状況

現在、アヤラモールの北西側の、ジプニーターミナルとアヤラモールの間にある、H&M側の入口に面した道(Bohol Avenue)は通行止め、またLuzon Avenueもメトロ入口だった部分からレッドプラネットの交差点の所まで通行止め。

1月29日通行止め情報を下記のように更新しました。
Luzon Avenueは通れるようになっています。

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ボホールアベニューは通行止

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ルゾンアベニューも、ガイサノメトロ入口からレッドプラネットの交差点まで通行止

その他周辺の状況

火災で焼け落ちたガイサノメトロの反対側、クリスピークリームドーナツがある入口部分は全く被害はありませんが、扉が閉まり閑散としています。

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閉じられているクリスピークリームドーナツ横の入口

テラス横も通りましたが、テラスのレストランに全く被害はなさそうでした。

さらに回ってルスタンツ側の入口も、同じく閉まっています。

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ルスタンツの入口

そして、知らなかったのですが、マリオットホテルは昨年いっぱいで営業を終了し、現在閉鎖中でした。
これは今回の火災とは関係なく、閉まっています。

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昨年末で営業終了のため閉まっているマリオットホテル

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SOON TO OPEN(近日開店)と書かれた、マングイナサール(ローカルフィリピン人に人気の安いファミレス)の広告が空しい。
オープンする日はいつになることか。

今後の見通し予想

アヤラモールは今回の災害で、少なくとも1億ペソ(2億3000万円)の損害と見られており、現場のガードマンにも聞きましたが、テラス部分に被害はないとはいえ、焦げ臭い事もあり、営業再開は未定だそう。
火災保険でカバーされるのでしょうか?

テラスやテナント部分のみ営業再開させるにも、恐らく1~2カ月を要するかと思います。
再開しても、今回の件で客足が落ちるのは確実でしょう。

ガイサノメトロが再建されるとしても、1~2年ほど掛かるでしょうし、その間にアヤラが長年トップを走って来たセブのショッピングモール勢力図も変わる可能性があります。

もしかしたら保険が出ない、あるいは悪いイメージが付いた等の理由で再建されなければ、現在のアヤラ周辺のセブの街並みがガラっと変わる事も考えられるのではないでしょうか。

また続報が入れば随時このブログでお伝えしていきます。

1月29日追記:1月18日にアヤラモール、ガイサノメトロを除く部分が営業再開しました。
リポートはこちら↓ 

www.cebutabi.net

【速報】アヤラで火災発生! メトロ焼失? モール全体しばらく休業か⁉

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このブログで何度も紹介している、アヤラモールが大規模な火災に見舞われたというニュースです。

地元のニュースサイト記事から集めた情報をまとめます。

ガイサノメトロデパート焼失

1月5日21:30(現地時間)頃、セブシティ最大の集客力を誇る、Ayala Center Cebu (アヤラセンターセブ、通称アヤラモール)の、ガイサノメトロデパート(Gaisano Metro)の3階玩具倉庫から出火しました。
タスクフォースアルファという、最高レベルの警報が出され、セブシティ中の消防車が駆けつけて消火活動にあたったにも関わらず、炎の勢いは衰える事無く、一晩中燃え続けました。

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あまりの煙に、重機で建物の壁に排煙のための穴が開けられたほどで、かなり大規模な火災です。

 

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↑この画像は私が撮影した今朝(6日)の様子ですが、まだまだ煙が上がっていました。

幸い、来店客・従業員全員避難できたそうで、それに関しては良かったです。

午後になっても火の勢いは衰えず、マクタンブリッジからも、アヤラモールから煙が上がる様子を観測できた程です。

このブログを書いている6日夕方現在も消火活動が続いている模様。
消防(Fire Station)の責任者は、燃え続ける炎で建物自体が崩壊しないか、警戒しているとの事。

ガイサノメトロ部分は焼失を免れないとみられるものの、メトロの区画以外には延焼していないとの事で、テラスなどのテナント部分は無事のようです。

(※アヤラモールに来られた事ない方のために説明しますと、ガイサノメトロ(略称メトロ)というのはアヤラセンターセブに入っているスーパーマーケット・デパートの名前です。日本で言うと、イオンモールの中には、スーパーマーケットのイオンの部分と、それ以外のテナントの部分がありますね。同じように、アヤラモールの3分の1くらいの面積を占めているのが、今回火災を起こしたガイサノメトロで、その他のテナント部分は無事だった、ということになります。)

安全管理に問題か?

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詳しい原因についてはまだ何もネット上にあがってきていないのですが、被害が広がった理由のひとつに、スプリンクラーのスイッチが切られており、作動しなかった事が挙げられていました。

アヤラほどの大きなモールでも、そんないい加減な管理をしていたとは、恐るべしフィリピン...

今回の火災は、飲食店や映画館を除いて、大部分の営業終了後に発生したので、人的被害が無かったのは不幸中の幸いですが、もう数時間早く、買い物客でごった返す週末金曜日の20時頃に起きていたらと考えると...ぞっとします。

実際、昨年末には、ダバオのSMモールで火災が起き、38人が亡くなっていますし...

ただでさえ迷路のような作りで出口が良くわからないフィリピンの商業施設、今後フィリピンで買い物をする時は、いつでも逃げられるよう、出口を把握しておこうと思いました。

セブに旅行で来られる皆様も、お気を付けください。

今後の見通しは?

ところで、まだ何とも言えませんが、今回の大規模な火災で、少なくとも1~2週間はアヤラモール全体が休業するのではないでしょうか。
焼けているのはメトロ部分だけで、それ以外のテナント部分には火災は広がっていないと報道されていますので、その後テナント部分は営業再開する可能性はあるかも知れません。

ガイサノメトロに関しては、消火のために建物を破壊しましたので、恐らく再建に半年とか、もっとかかる事でしょう。

アヤラで買い物が出来ない為、他のSMモールやロビンソンガレリアなどが混み合うと思われます。

以上、取り急ぎリポートしました。

 ↓続編はこちら↓ 

ceburyoko.hatenablog.com

 あと、 よろしければ以下の関連記事もお役立て下さい。

フィリピンのショッピングモールについての記事は、こちらを、

www.cebutabi.net

フィリピンのスーパーマーケットの物価に関する記事は、こちらもございます。

ceburyoko.hatenablog.com

【セブ島治安】あなたは大丈夫⁉ セブ島の治安対策2019 前編

みなさん、こんにちは。

セブ島の騒々しい年末年始が一段落してホッと一息のDAIです。

いや~、毎年の事とは言え、フィリピン人の年末年始のお祝いムードといったら、半端ないですね。

今年はある場所から、年明けの瞬間のセブの街を一望したのですが、こんな感じです。 

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普段はお金ないはずのフィリピン、ところがあっちからもこっちからも花火がばんばか上がって、セブシティ中が煙に包まれました。
一体どんなけの散財なんだ...と呆れますが、まぁ花火好きのDAIとしては、綺麗で良かったです(笑)。

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さて、年末年始は、大勢の日本人がセブ島旅行に来られましたね。

街を歩いていても、モールの中でも、カフェの中でも、どこでも大勢の日本人を見かけました。

皆さんご旅行は楽しまれたでしょうか?

満喫できた、という方ばかりであれば良いのですが、中にはとんだ目に遭った!という方もいらっしゃるかもしれません。

これから3月にかけては、セブ島旅行のベストシーズンですし、春にかけて英語留学や移住を考えている方も多い事でしょう。

そこで今回は、私DAIの実体験、また友人が遭遇した体験等を交え、セブシティの治安について考えます。

セブシティの治安はどうなのか?

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この話題はもう、ネット上では語り尽くされていますが、来る人からは必ず聞かれる項目なので、あえてまたまとめます。

まず、テロについては今のところ、セブでは全く起こっていません。
今後については分かりませんし、外務省も警戒するよう呼び掛けていますので、気を付けるに越したことはありませんが、治安状況としてはまずまず安全だと言えます。

では、旅行者が遭遇する犯罪被害とはどのようなものかというと、

  • スリ、置き引き
  • ひったくり
  • ぼったくり(犯罪と呼べるレベルではないかも知れませんが)
  • 詐欺被害

といったところです。

まず、スリや置き引きは一番多く、セブ居住者や、旅行リピーターなら、誰もが経験すると言ってもいい程です。
DAIも経験があり、後程シェアしますね。

ひったくりは、夜中にコロンストリートなどを良い恰好で歩いていたら、遭遇する可能性があります。
比較的治安の良いセブだけに、警戒を緩めて夜出歩いてしまいがちですが、危険な地域にいかにも旅行者っぽい恰好で、ひとりで行くのはやめましょう。

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夜の治安が悪い事で知られるコロンストリート周辺

ぼったくりは、あちこちであります。
タクシーや、お土産屋さんや、また、何か通りで声をかけられてつまらない物を高い値でつかまされる、といったケースがありますが、まぁこれは、完全に避けるのは難しいので、引っかかったら、旅の思い出と割り切ってしまうのもアリかもしれません。

最後に詐欺被害です。
私は夜遊びをしませんし、夜遊びをする友人もいませんので、詳しく知らないのですが、見知らぬフィリピン人に声をかけられ、誘われるがままについていったら、賭博会場で、全部巻き上げられたり、知らぬ間に睡眠薬を飲まされて気が付いたらスッカラカンで放り出されていた、などということがあるらしいです。

外国人をターゲットにした、古典的な手口の美人局も、まだまだあると言います。

見知らぬ人に声を掛けられてもついていかない、怪しいところへは出入りしない、など当たり前ですが、怖い物見たさでそういうものにチャレンジする人はどうなっても知りません、自己責任で行って下さい。

人間不信に陥りながらもフィリピン人の温かさを知ったDAIの被害体験

さて、これからフィリピンに来られる方々の糧になればと思い、私DAIの赤っ恥な失敗体験をここにシェアします。

あれは、はじめてセブに移り住んで、わずか4日目の出来事でした。

到着後すぐ両替したペソが残り少なくなり、そろそろ日本から持ってきた日本円の両替にいかなければいけないぞと思っていたその日、大家さんから家賃の一部支払いが住んでいない事を指摘され、「すぐ払います」と言って少し慌てました。

当時、アヤラからさほど遠くないEchavez Streetにあるアパートに住んでおり、早速手持ちの日本円ほぼ全額とクレジットカード2枚が入った財布、道に迷った時に調べる用のiPad mini一式を、ショルダーバッグに入れ、両替のためさっそうとアヤラへ向かったのです。

何を思ったのか、タクシー代節約のため、ジプニーでアヤラへ向かいました。

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両替のために向かったアヤラセンター

なにせセブに来てまだ4日目、どのジプニーに乗れば良いのかもイマイチ分からず、大通りでカバンからiPad miniを出して、調べていると...

親切なフィリピン人男性が近づいてきて「キミ、アヤラへ行くのならあのジープに乗ると良いよ」みたいな感じで教えてくれるではありませんか。
そんな事は初めてだったので、「アレ?」とちょっとだけ思ったのですが、特に疑いなく、「サンキュー」と言って、iPad miniをショルダーバッグに戻し、また

何か調べたくなった時にすぐiPad miniを出せるよう、ショルダーバッグのロックはかけず、バッグのふただけを閉めた状態で、沢山の乗客で混み合っているジープに乗り込みました。

ハイ、皆さんお分かりのように、この時点で間違いを4つ犯していますね。

・間違いその1

両替など、大金を持って移動する時にジプニーを使っては行けません。
必ずタクシーを使いましょう。
運賃を節約しようと思ってもっと大金を失っては元も子もありませんから。

・間違いその2

現金もクレジットカードも一式全部財布に入れて出かける、なんて、今思えばどんな危機管理してるんや!とツッコミたくなります。

・間違いその3

街角で、大きな目立つiPadなどを出して調べ物をしてはいけません。
そんなことすれば格好のカモです。

・間違いその4

ショルダーバッグは面倒でも毎回ロックしましょう。
出来ればショルダーやハンドバッグでなく、リュックを使い、赤ちゃんを抱くように常にフロントに抱え、ジープ乗車中は不必要に開けない事です。
この一件以来、周りのフィリピン人を観察すると皆そうしている事に気付きました(←後の祭り)。

まるで手品

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乗り込んだジープは沢山の乗客でぎゅうぎゅう詰め、ジープの中央付近にお尻をねじ込んでどうにか座りました。
ジープというのは、人がぎゅうぎゅう詰めに乗ると、窓が塞がって車内は薄暗くなります。
さらに、たった8ペソの運賃を支払うために、カバンから大きな目立つ財布を出しました。
その時は確かに、カバンにまだiPad miniと財布が入っていたのを確認したのですが。

しばらくすると、目の前に座っていた男性が、運賃を支払おうとして、小銭を床にバラまいてしまいました。
僕の足元にも沢山のコインが落ち、一生懸命に拾っています。
大変そうだったので、僕も数枚拾うのを手伝ってあげたり。

ところがその人、コインを拾うのにえらく時間が掛かっているではありませんか。
後で思えば不自然でしたが、その時は何とも思いませんでした...
ジプニー内でコインを落とす手口についても、本などで読んで知っていたにもかかわらず、です。

きっと、無意識に、「自分は大丈夫!」という何の根拠もない自身があったようです。
それまで海外旅行に何度か行き、東南アジアも旅し、危険と言われる通りも一人で歩いたりしましたが、何も起きなかったからです。

気付いた時には既に遅し!

しばらくジープに乗っていましたが、なかなかアヤラに着きません。
窓の外も見えないし、どうやら行き過ぎたかな?
iPad miniのナビで現在地を調べたい衝動に駆られました。
でも、フィリピン人から、満員のジープの中ではiPad miniを出すなと言われていたので、さすがに今はまずいと思い、車内が空くのを待ちました(この時点で気を付けてももう遅いのに)。

ひとり、またひとりとお客さんが降りて行き、車内がガラガラになった時、iPad miniを出そうとカバンに手を入れると...

ない!

iPad miniがない。=道が調べられない。
という理由で最初焦りました。

え、困った、アヤラへ行けないじゃないか!?

とりあえず運転手さんにアヤラはどこかと聞くと、とっくに過ぎているので降りるように言われました。

で、ちょっと待てよ、ひょっとしてiPad miniだけではなく...!?

と再びカバンに手を入れると、

やっぱり思った通りです。

一瞬何が起きたのか理解出来ず...
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と、今日はここまで、

後編へ続く...

とさせて下さい。

次回、DAIを襲った無一文のピンチ、どうやって切り抜けたのか?
人間不信とフィリピン人の温かみのはざまにDAIは何を見たのか⁉

乞うご期待(笑)

あ、お読みいただきありがとうございました。

本年もどうぞ、当ブログをよろしくお願いいたします。 

www.cebutabi.net