【2020最新】フィリピン配偶者ビザのアンニュアルレポート(ANNUAL REPORT)
みなさん、こんにちは。
今回の記事はフィリピンの配偶者ビザ(13A)をお持ちの方、あるいはこれから取得予定の方に、必見の内容。
※この記事は2018年に書きましたが、2020年1月3日に内容を更新しました。
今年もストレスフルなアンニュアルリポートへ行って来ました。
アンニュアルレポートは毎年微妙に手続きが変わります。
そして今年は去年まで無かった、AcrーIカードのコピーを求められました。
手続きの流れについての案内表示もなく、案内係もいません、いつもながらフィリピンらしく非常に不親切です。
この記事の手順をあらかじめ読んでから行かれると多少スムーズかと思います、私と同じようにリポートに行かれる方のお役に立てば幸いです。
- アンニュアルレポートを出さないといけない人
- アンニュアルレポート申請の持ち物
- アンニュアルレポートの場所
- アンニュアルレポート時期
- アンニュアルレポート手順
- アンニュアルレポート補足情報
- アンニュアルレポートは2月末までに
アンニュアルレポートを出さないといけない人
アンニュアルレポートを出さないといけない人は、以下のような人です。
- 配偶者ビザ(13A)
- リタイアメントビザ
- クオータービザ
- 労働ビザ(9G)
他にもあるのかも知れませんが、要するに観光ビザ以外の場合はアンニュアルレポートを出す必要があるということ。
(観光ビザの場合は普通に更新を続けていればこの手続きは不要です)
この中で今回は私のケース、配偶者ビザの場合のみ解説します。
ちなみに配偶者ビザの申請~取得までの手続きは、こちらの記事をご覧ください。
アンニュアルレポート申請の持ち物
絶対必要なもの
- ACR-Iカード
- 手数料310ペソ
- コピー代10ペソ位
念のため持参するもの
- パスポート
- 待ち時間用の読み物(スマホ)
基本Iカードと申請料さえあれば大丈夫。
パスポートの確認はされませんが、念のため持参するのが良いかも知れません。
あと待ち時間が暇ですので、読み物を持参しましょう(セブポットやセブナビサクラはイミグレに置いてありますが)。
アンニュアルレポートの場所
アンニュアルレポートの手続きをするイミグレーションは、マンダウエ市のJセンターモールの中にあります。
アンニュアルレポート時期
毎年1月1日から数えて60日以内にせよ、となっています。
忘れるとどうなるのか私は知りませんが、ググってみると1カ月ごとに200ペソの罰金が掛かるという情報があります。
決まった通りに手続きしておくのが無難ですね。
アンニュアルレポート手順
朝一番に行く場合は、8時少し前に着くように行けば十分です。
午前10時迄はJセンターモールの正面が閉まっていますので、裏へ回りモールの南東側(正面向かって右側)にあるエレベーターから入ります。
イミグレーションの入口が分からなければガードマンに「イミグレーション」と言うと、行き方を教えてくれます。
私は8時前に到着ましたが、裏のエレベーターのところで既に6人くらいが入場待ちをしていました。
8時になりますとエレベーターが動きますので、2階へ行きます。
エレベーターを降りると、
この写真の奥の方に着きます(エレベーターと反対側から撮影)。
この写真の左手(エレベーターを降りて右手)がイミグレーション、反対側の右手(エレベーターを降りて左手)にあるのが、Iカードのセクションです。
ここがその入口↑
私は初めての時、間違って一度イミグレの入口に並んでしまったのですが、そちらへ行く必要はなく、時間をロスします。
最初に直接Iカードのセクションに行って下さい。
※2020年は、ACR-iCardのコピーが必要になりました。
コピーはイミグレ前の携帯屋さんで取れます、両面コピーで6ペソ。
ちなみに、同じ階にあるこのインターネットカフェなら4ペソで両面コピー可能。
列に並ぶ前にコピーを取っておきましょう。
ACR-iCardの部屋に出来ている行列に並びます。
窓口でACR-iCardを渡すと、住所が変わっていないかなど聞かれ、青い紙をコピーに貼り付けて返されます。
それを今度はイミグレ入口右側にいるガードマンに渡します。
イミグレの中で名前を呼ばれるまで待ちます。
名前を呼ばれたら支払いの紙をもらってキャッシャーで310ペソ支払いましょう。
再び外に出て、入口の脇で先ほどと同じガードマンに名前を呼ばれるまでまた待ちます。
名前を呼ばれたらレシートを受取り、それをまたコピーするよう言われます。
レシートとそのコピーとACR-iCardを持って、最後にACR-iCardの部屋の職員に見せ、レシートのコピーを回収され、ACR-iCardを返してもらって終了。
混み具合によりますが、1~2時間を要します。
毎年思いますが、アンニュアルレポートと言いながら、何のリポートもありません。
これはただの税金支払いです。
手順まとめ
もう一度簡単に手順をまとめますと、
- Acr-iCardのコピーを用意
- Acr-iCardの部屋へ行く
- 青い紙をコピーに貼り付けて返される。それをイミグレ入口右側にいるガードマンに渡す
- イミグレの中で名前を呼ばれるまで待つ
- 名前を呼ばれたら支払いの紙をもらってキャッシャーで支払い
- 支払ったら入口の外でガードマンに名前を呼ばれるまで待つ
- ガードマンに呼ばれたらレシートを渡され、それをコピーしてAcrーIカードの部屋へ再び行く
- AcrーIカードの部屋でレシートのコピー(回収)とAcrーIカードを見せて終了
となります。
アンニュアルレポート補足情報
配偶者ビザとフィリピン出国
通常6カ月以上フィリピンに滞在後出国する場合、前もってECC(Exit Clearance Certificate、出国許可証)を取得する必要があります。
しかし、配偶者ビザとIカードがあれば、出国の際のECCは不要で、空港のイミグレでパスポートと一緒にIカードを見せれば良いとの事。
ただし、もしIカードが未発行だったり、紛失して再発行手続き中の場合は、Jセンターモールのイミグレで、事前にWAIVERというものを取得しておく必要があるそうです。
その手続きには3-5営業日かかるそうなので、ご注意下さい。
また、配偶者ビザ申請中で未発行の場合に、海外へ一時出国する場合は、最低2週間前もって、JセンターモールのイミグレでGrace Periodというものを取得する必要があります。
マクタンでも手続き可だが…
この記事ではJセンターのイミグレでのアンニュアルレポート提出方法をまとめましたが、マクタン島のイミグレのサテライトでも提出可能。
ただし、事前にWEB上から予約をして、予約番号が書かれた紙をプリントしておく必要があるようです。
ややこしいので私はいつもその必要のないJセンターを利用します。
それにしても、いつもながらイミグレ職員の横柄な事! 何とかならないのでしょうか?
イミグレなんてタダでさえ面倒で行きたくないのに、輪を掛けて苦痛を与える職員たち。
多分トップが横柄だから全員そうなんでしょう。
手続きが終わったらとっとと美味しい物でも食べに行きましょうね。
アンニュアルレポートは2月末までに
と、いうことで、まだ今年アンニュアルレポートを出していない方は、2月末までに出しに行きましょう。
本人が来れない場合、代理申請でも良いそうです(イミグレ職員に確認済)。