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あれから1年!多数の写真で振り返るアヤラモール火災 再建はいつ?

2018年1月5日、セブシティ最大の集客力を誇る、Ayala Center Cebu (アヤラセンターセブ、通称アヤラモール)の、ガイサノメトロデパート(Gaisano Metro)が大規模火災に見舞われました。

幸い犠牲者は出ませんでしたが、セブで一番有名なショッピングモールの、約半分が、見るも無残に焼け落ちてしまったのです。

これにはセブ現地の我々だけでなく、セブに旅行や英語留学で来たことがある大勢の人が衝撃を受けたのです。

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あれから1年が過ぎ、日本にいる方々は、アヤラ火災なんて忘却の彼方の出来事かも知れませんが、「あ、そういやそんな大火事あったな。その後どうなったのかな?」と思いだしていただけるよう、火災後の1年を写真で振り返ります。

火災3日後のアヤラ

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2018年1月8日撮影。

火災直後のため、焼け落ちたメトロだけでなく、アヤラモール全体が立入り禁止、まだ取壊し作業は始まっておらず、ひっそりとしています。

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常夏のセブに似合わない無邪気な雪だるまのオブジェと、焼け跡とのコラボが痛々しいですね…。

1月下旬:解体作業開始

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火災から3週間後の、1月27日撮影。

ようやくクレーンが入り、焼け落ちたメトロ部分の撤去作業が始まりました。

これに先立つ1月18日に、メトロを除くテナント部分が営業開始。

しかしまだ営業再開を知っている人が少ないようで、客足はまばらでした。

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ガイサノメトロも、おみやげ物のみ、仮設ブースで販売をしていました。

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火災から半年後のアヤラ 

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火災から約半年後の7月1日撮影。
壁がかなり壊されています。
しかしこちらフィリピンはクレーン以外に重機を使わず、手作業で取壊している為、半年経ってもこの状態、なかなか撤去が進みません。

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仮設店舗で営業再開したガイサノメトロ

さて、気付いたら火災の原因を作ったガイサノメトロが、仮設店舗で図太く営業再開しているではありませんか。

火災前は衣料や家具なども揃う総合デパートでしたが、再開店舗はとりあえずスーパーマーケットのみ、店内も狭めです。

とりあえず、という感じですね。
まぁお客さんにとってはこれで便利になりました。

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UFOが売っているのを見つけました、でも中国製品の輸入のようです。

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相変わらずのレジの遅さに、長蛇の列が。
いつもながら買い物意欲をなくす光景ですね…。
まぁとりあえず火事にも負けず、たくましく商売繁盛しているようです。

火災から9か月後のアヤラ

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10月6日撮影、だいぶ背が低くなってきました。
コンクリート部分はかなり破壊され、鉄骨の撤去作業をしています。

火災から11か月後のアヤラ

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12月5日撮影。
最上階はなくなりました、引き続き中層階の鉄骨の撤去作業をしています。

火災から1年後のアヤラ

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2019年1月9日撮影。
手前の方の鉄骨が外されたようですが、先月とあまり変わっていません。
年末年始で作業もはかどらなかったのでしょうか。

しかし、気になったのは次の写真です。

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バイク駐輪場だったスペースに、新しい鉄骨が運ばれてきています。
何に使うのでしょうか?
メトロ再建に使うのであれば、こんなに早く雨ざらしのところへ材料を置いておくと、サビてしまいます。

この駐輪場スペースに何か建物を建てるにしても、まだ基礎工事のための掘り起こしも始まっていません。

前もって持ってくるのは段取り良いのですが、扱い悪いんですよね、この国。

アヤラモール完全再建はいつになるのやら

さて火災から1年、まだ撤去作業が半分くらいしか終わっていません。
この調子で作業を続けて、ガイサノメトロ部分が再建されるのは、いつになるのでしょうか?
3年先?5年先?あるいはもっとかかりそうです。

あの大火災がもうすっかり過去の事のように、風化してしまっていますが、フィリピンのショッピングモールは迷路のように入り組んでおり、出口が少なく、営業時間中に火災が起きると大きな被害につながります。

このセブのアヤラモール火災では幸い犠牲者は出なかったものの、その前に起きたダバオのモール火災では残念ながら37人もの人が犠牲になりました。

フィリピンのモールや大きな施設に出入りする時は、もし火事が起きたらすぐに避難するという事を、頭の片隅に入れておきましょう。