セブ島旅行してみたい!フィリピンに住んでみたい!

フィリピン、セブ島への旅行を考えている人と、移住を考えている人+英語留学を考えている人のための情報ブログ。

フィリピン・セブを襲った2018年の台風2号 その名もサンバ!

みなさん、こんにちは、DAIです。

今のセブ島はベストシーズンで、台風はほとんど来ないと言っていましたが...

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これは昨日のセブ市内の様子、車内から撮影していますが、かなりの雨風です。

はい、前言撤回します…。
ベストシーズンの2月でも、セブには台風は来ます。

外務省のサイト「たびレジ」

実は2日前の2月12日に、台風に関する外務省からのメールが来ていました。
それによると、

●台風2号(国際名:Sanba(サンバ),現地名:Basyang(バッシャン))が,こののち,フィリピン・ミンダナオ地方に上陸し,その後,西に向かって移動する見込みです。
●フィリピンに渡航・滞在を予定されている方及び台風が通過するおそれのある地域に滞在中の方は,最新の気象情報等関連情報の収集に努め,災害や事故に巻き込まれないよう十分な注意を払い,安全確保に努めてください。

との事でした。

外務省のサイト、たびレジというものがあり、登録しておくと旅行者や居住者向けにメールで緊急情報(テロ・天候など)を発信してくれます。
フィリピン全体の情報が一括で来るため、住んでいる地域や旅行先に関係のない情報も結構入ってきてしまうのですが、今回のように時折役立つ事もありますので、旅行者や居住者の方は登録すると良いでしょう。

イカした名前とその由来

それにしても、”サンバ”とは、南国フィリピンを通り抜けるのにぴったりのイカした名前ではありませんか!

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と、思いきや、実は踊りのサンバのスペルは”Samba”で、今回の台風のスペル"Sanba"は踊り関係なく、マカオにある名所の名前だそうな…。

”バッシャン”も日本語だと台風の大雨で出来た水たまりを車がバッシャンバッシャン音を立てて通過する様子を連想させます・・・

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て、失礼しました、じつはBasyangとは、フィリピンで有名な、ある子供向きの物語ライターのペンネームで、「バッシャン婆ちゃんの物語」みたいなストーリー集があるそうです。

台風のピークに外出

そして昨日、13日は朝から雨が降り続き、風も強まかったのですが、そんな中出かけなければならない用事がありました。

幸い車での移動だったのですが、見ていると、街ゆく人の傘が次々と松茸傘に!

乾季のこの時期としてはかなりのまとまった雨が降り、水はけの悪いセブの道はあちこち洪水になっていました。

記録更新

そしてこの2018年の台風2号、サンバは実はある記録を更新しました。

2月に台風が発生する事自体非常に珍しいのですが、日本時間で2/11の21:00から2/15の18:00までは、台風観測史上これまで台風が1個も存在したことがない台風の空白期間だったという事。
今回のサンバはその空白期間に誕生した記念すべき? 台風です。

台風一過

雨は昨夜遅く降りやみ、今は曇っていますが雨はない状態。

気象庁のHPによりますと、このブログを書いている時点ですでにこの台風は熱帯低気圧に変わり、セブを通り過ぎて西のパラワン島の手前の海上にいます。

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恐らく明日以降は晴れてくるのではないでしょうか。
ただし、ここ数日に2泊3日位での短い旅行に来られているような方は本当に気の毒ですね…

そんな方が、雨のセブを楽しむ方法としては、以下の記事をご覧ください。 

ceburyoko.hatenablog.com

他の地域と比べて安全なセブ島

今回はショートにまとめてみましたが、今年は既に2つも台風が来たことになります。
台風の多くはフィリピンの東海上で発生するため、1年中いつ台風が来てもおかしくない、という事です。

とはいえ、セブはDAIの出身地、大阪と似ており、台風が避けて通ることの多い島。
今回もセブ島の南端に上陸する予報でしたが、島の南側の海上を抜けて行ってくれました。
セブ島は大きな地震や火山もなく、自然災害の少ない穏やかな島です。

そんなセブにぜひお越し下さい。

結びに、ローカルのニュースを見ると、今回の台風が直撃した地域では結構な被害が発生し亡くなられた方もいる模様です。
被害地域の方の事を心よりお見舞い申し上げます。