【カモテス島】レイテ~カモテス~セブのルート ビーチ、湖、飛込み
みなさん、こんにちは、今が一番気持ちの良い時期のセブ島で毎日を過ごしています、DAIです。
日本の家族や友人から、今、真冬の日本では東京や大阪で雪が降り、寒さに凍える日々を過ごしていると聞いています。
でももう1カ月で春が来ます、あと少しの辛抱、日本の皆さんはカゼに気を付けてお過ごしください。
こちらベストシーズンのセブにとっては、あと1カ月でまた夏が来て、あのうだるような暑さに戻るのかと思うと、ちょっと早すぎ! あと2~3か月今のままが良い!と思うのですが…
今日も、昨夜から今朝にかけてはエアコンなしで過ごせました、昼間は少し気温が上がる(28℃くらい)ので、集中するためにはエアコンを入れています。
ラニーニャのせいで異常気象気味でしたが、ようやく雨季が完全に終わったのか、今週はまとまった雨も降らず、カラッとしていて快適ですね。
セブ島旅行や留学を考えている人、今が本当にベストチャンスですよ。
思い立ったら、寒い日本を脱出して、ふらっとセブへ行ってみましょう。
さて、前置きが長くなりましたが、前回の記事
www.cebutabi.net
ceburyoko.hatenablog.com
この2記事の旅行記の続編を書きます。
嫁の実家への帰省を兼ねての1週間の旅行記の、完結編です。
レイテ島・サマール島で過ごした後、セブシティへまっすぐ帰らず、カモテス島に寄ってみました。
- カモテス島の場所
- オルモックからポロ島へ
- 港から宿へ
- バノビーチリゾート(Bano Beach Resort)
- レンタルバイク
- ダナオ湖
- 空港?
- 警察署での逸話
- フライングフィッシュリゾート
- 飛込み!(Buho Rock)
- TMUBO CAVE
- セブシティへの戻りルート
カモテス島の場所
カモテス諸島は、レイテ島とセブ島の間に浮かぶ島々。
ボンソン島・ポロ島・パシハン島の3つの大きな島で成っています。
これらの島は、各々が国際空港のあるマクタン島よりも大きいのですが、まだあまり開発されておらず、セブシティやマクタン島にはない、静かな田舎の雰囲気が魅力です。
ボンソン島は地元の人しかいないような、何もない秘境ですので、観光客が行くのは主に、ホワイトサンドビーチのあるパシハン島と、橋でつながっているポロ島になります。
オルモックからポロ島へ
私は今回、レイテ島オルモックの港からカモテス経由でセブシティへ帰る事にしましたので、そのルートを記載します。
↓オルモックの港のこの場所から、カモテス行のボートが1日1便だけ、出ています。
毎日12時に出発で、チケットは予約出来ず、代金は乗船してから払います。
この船以外にも、別の場所から午後3時の便も出ているそうなのですが、超ローカルな便ですので、時間や場所など変更の可能性が多々あるでしょう。
情報は港で聞くしかありません。
難民船のようにぎゅうぎゅう詰めの船内。
遅く乗ると席がなく、大変です。
エンジンがむき出しで、タービンからのキーンという高音のノイズが耳に痛く、頭痛がしました。
耳栓を持参して下さい。
この船はまずボンソン島へ着き、そこで大半の乗客は降ります。
その後ポロ島の北東にある小さな船着き場へ到着。
オルモックの港から2時間半かかりました。
港から宿へ
パシハン島の西岸にある、ココビーチリゾートというホテルをエクスペディアで予約していましたので 、そこへハバルハバル(バイクタクシー)で向かいます。
料金は、嫁と二人で500ペソでした。
かなり距離があり、約40分のライド。
ところがこのホテル、安いのですがあまりおススメできる内容ではありませんでした。
それでここは1泊だけにして、翌日はすぐ向かいにある、バノビーチリゾートへ移りました。
バノビーチリゾート(Bano Beach Resort)
ここも安いのですが、部屋は広く、まずまず快適です。
といってもマクタン島のリゾートホテルのような快適さは期待しないで下さい。
安宿ですので。
カモテス島内はLTEが入らず、インターネットはWIFIだけが頼りです。
このホテルの良いところはWIFIがあり(ココビーチリゾートには無かった)、スピードもまずまず(6Mbpsくらい)。
といっても、室内はWifi入りません。受付のところと、屋外の休憩所のようなところのみで使用出来ます。
不満なことは、施設内に汚い犬がウロウロしており、部屋に入ってきそうにもなりました。
しっかり追い払って下さい。
この日は曇りできれいな夕焼けは見えませんでしたが、このようになかなか幻想的な景色が見えました。
バノビーチリゾートにはレストランはありませんが、隣のマンゴドロンロックリゾートというホテルのレストランを利用出来ます。
このように値段は手頃。
普通のフィリピン風の味付けですが、結構いけます。
ビーチも、マンゴドロンロックリゾートのビーチを20ペソでデイユース出来ます。
そして、上の写真の右の方にある木の所では、夜になるとホタルが舞っていました。
日本では6月の限られた時期にしか見られませんが、こちらでは1年中ホタルが見られるとのこと。
ホタルのピークは5月頃だそうです。
また、夜になると満点の星空が見られます。
バノビーチリゾートの予約は、こちら。
レンタルバイク
ビーチで何もせずゆっくり過ごすのが良いのですが、ずっと滞在していると飽きてくるので、島内巡りをしましょう。
このホテルの界隈にはレンタルバイク屋があり、日本で言うスーパーカブのようなロータリーチェンジ式のバイクは300ペソ/日、スクーターは500ペソ/日で借りられます。
田舎ですのでヘルメットも免許証も不要。
渋滞も全くなく快適です。
でも大きなトラックも走っていますので、安全には十分気を付けて運転して下さい。
バイクが苦手な人は、トライシクルかハバルハバルをチャーターする事になります。
1日観光大体1000ペソが相場のようです。
グループで行くとジプニーを借り切るのが良いでしょう。
1日2000~3000ペソ掛かりますが、大勢で割ると安くなります。
ダナオ湖
パシハン島の真ん中には、ダナオ湖という大きな湖があります。
ここはボートやカヤックに乗れます。
カヤックは一人50ペソ(30分)
奥に見える大きなモーターボートは10人まで700ペソ
料金不明の手漕ぎボート、6人くらい乗れそうです。
そして私と嫁は、この二人乗りの足漕ぎボートで漕ぎだしました。料金は30分で二人で100ペソ。
湖の真ん中でボートを止めると、静かで爽やかな風が吹き、とても気持ち良かったです。
空港?
地図を見ると、空港らしきものがあります。
道の標識にも、Airportと書かれていました。
行ってみると…
何もない空地でした。
舗装されておらず、無人で、子供が自転車に乗って遊んでいただけです。
プライベートなセスナ機の発着陸に使うのでしょうか。
警察署での逸話
島で一番ひらけているのは、二つの島をつなぐ橋の近く、パシハン島側にある、サンフランシスコという街です。
ここに、警察署があり、ちょっとした逸話をご紹介します。
私の結婚式の時に日本から来てくれた友人の話ですが、彼は結婚式のあと、僕が紹介したカモテス島へひとりで行きました。
彼は初めてのフィリピン、おまけに英語はカタコトしか出来ないので、本当は僕が一緒に行くべきでしたが、結婚式後のバタバタで同行出来ず。
どうしているかなぁと気になって、LINEで様子を聞きました。
ところが、彼はなかなかのチャレンジャーで、ホテルも自分で探し、レンタルバイクも見つけ、ウロウロ島めぐりを満喫しているというのです。
それを聞いて安心しました。
ところが、彼からこんなLINEが。
何が起きたのかと驚いて聞いてみると、以下のような話。
島をウロウロしているうちに、バイクがパンクしてしまいました。
どこで修理すれば良いのかと、警察署で尋ねると、「バイクは預かって修理に持っていってあげるから、その間、観光でもするか?」 とパトカーに乗せられたと言うのです。
島内あちこち連れて行ってもらえて、警察官と一緒なので全て顔パス、入場料無料で入れました。
おまけに翌朝、修理したバイクをホテルへ届けてくれ、修理代も受け取ってくれなかったそうです。
なんと、驚きのカモテス警察!
島が平和過ぎて出番がないのでしょうか?
この事に感激した友人は、数か月後、御礼を言うため日本からのお土産を持ってまたカモテス島のこの警察署を訪れました。
彼はこの素朴な島が大変気に入り、フィリピンに来るたびにカモテス島へステイしています。
あ、かといって皆さんにも同じ対応があるとは期待しないでくださいね(笑)。
でも島で何か困った事があれば、ここの警察署を訪ねてみると良いでしょう。
フライングフィッシュリゾート
橋を渡ってポロ島へ行き、島の北の方を走っていると、良さそうなリゾートがありました。
この建物の部屋は6人以上の団体用、3つのベッドルームと2つのバスルームがあり、1泊5,000ペソです。
6人で泊まれば一人830ペソになりますね。
この綺麗な部屋は1泊2,200ペソ、海が目の前です。
この安っぽい部屋は1泊1,000ペソ。
普通に泊まるだけならここでも十分でしょう。
この気持ちよい席でランチを食べる事にしました。
パッタイ(タイ風麺料理)、300ペソ位だったと思います。量が2人前はあります。
このホテルはビーチはありませんので、泳ぎたい人には向いていませんが、島内観光をするだけであれば、ここは良いホテルだと思います。
フライングフィッシュリゾートの予約は、こちら。
飛込み!(Buho Rock)
ポロの港の近くに、ブホロックという有名な飛込み名所があります。
ここには2つの飛び込み台と、滑り台があります。
入場料は20ペソ。
低い方の飛び込み台、5メートル。
横から見ていると大したことないですが、板の上に立って下を見ると、飛ぶのは結構勇気が要ります。
さらにこれは高い方、15メートルの飛び込み台。
ビルの5階と同じ高さから飛び込むのは、高所恐怖症の僕にとってかなりきついものがありました。
板の上に立つだけで、本当に足がすくみます。
しかし、私より先に居たカップルの男性の方(写真の下に写っている男性)が既に飛び込んでいましたし、嫁も見ていますので、引き下がるわけにはいきません。
目をつぶって、トンっていう感じで飛びました。
飛んでから海に着くまで、結構時間を感じます。
飛んでしまえばそれまで、なのですが、もう二度としたくありません。
下は砂浜ではなく、ちょっと深いところを少し泳いではしごのあるところまで行かなければいけませんので、泳げない人は飛び込まないで下さい。
TMUBO CAVE
他にも、今回は行きませんでしたが、洞窟の中のエメラルドグリーンの水で泳げるTMUBO CAVEというところもあります。
セブシティへの戻りルート
さて、セブシティへの戻り方ですが、
- ダナオ(DANAO)市経由で戻る
- マクタン島へ戻る
- セブシティの港へ戻る
という3つの方法があります。
ダナオへはパシハン島西岸にあるConsuelo港から1日何便もフェリーが出ています。
運賃はこの方法が一番安いのですが、ダナオからセブシティまでバス・ジープ等で移動する必要があります。
またこの港からはマクタンへ行く船も出ているので、カモテスのあとマクタンへ泊まる、あるいは空港へ行くならマクタン行きの船を利用するのが良いでしょう。
セブシティまで直接帰る便は、1日2便のみですがOcean Jetの高速船がポロ港から出ています。
今回私達はそれを使いました、料金は500ペソ、約1時間半でセブ島のPier1に到着します。
さて、これでDAIの嫁の実家への1週間の帰省旅行は終わりました。
セブ~レイテ・サマール~カモテス~セブと巡る情報はググってもあまり出てきませんので、この情報が周遊旅行を計画されている方のご参考になれば幸いです。
無事日常に戻ったDAIは、また来週もセブ島の出来事をリポートしていきますので、お楽しみに。