【セブ島物価】どっちがトク? 日本/セブ物価比較 ②家賃・交通費編
皆さん、こんにちは、DAIです。
台風一過のセブはまた暑くなってきました。
そういえば今日は冬至ですね。
日本の皆さんはきっと寒い冬をお過ごしでしょう。
17時頃には暗くなるんでしょうか?
ここフィリピン・セブ島はというと、冬至でも17時半頃までは明かりがあるんです。
日没時間を比べてみますと、東京の今日、12月22日の日没は16:32!すごく早いですね。
これが500km離れた大阪になるだけで、16:51と20分も遅くなります。
さらにそこから3000km離れたセブはというと、日没時間は17:29。
東京より1時間近く日が長いではありませんか。
だから暑いのは当たり前ですね。
これが夏になると、逆に日本の方が日が長くなります。
セブでは夏でも18時半頃には暗くなりますが、日本は恐らく19時過ぎまで明かりがありますね。
緯度の関係でそうなるんでしょうが、メカニズムとかに興味がある人は、ウイキペディア等で調べてみてください。
さて、以前に書いたこの記事の続編です。
ceburyoko.hatenablog.com
スーパーに関しては、セブは日本より少しだけ物価が安いものの、商品・サービスの質を考えると、コストパフォーマンスは低いという事でした。
では、家賃や交通費はどうなのでしょうか。
セブ・日本家賃比較
セブシティ郊外
まず、私DAIが住んでいる家について赤裸々に明かします。
私はセブシティの外れ、ほぼタリサイシティに近いところに住んでおります。
この辺りはゴミゴミとしており、場所も便利ではないため、安いアパートがたくさんあります。
月々家賃の相場としては、
- 2ベッドルーム(日本で言う2DK)なら1万ペソ(約22,000円)~
- 1ベッドルームなら8千ペソ(約18,000円)~
- スタジオタイプ(日本で言うワンルームマンション)なら5,000ペソ(約11,000円)~
といった感じでしょうか。
この辺りはへんぴなのでコンドミニアムはなく、アパートか1軒家になります。
タリサイシティや、セブシティの北東のコンソラション、マクタン島といったエリアも同じような感じでしょう。
さて、私の住む家はというと、
2ベッドルームで水道込み6,700ペソ(約15,000円)と、破格です。
特別安いのには理由があって、オーナーがメンテナンスを全然しない人で、あちこち痛んでいるからです。
内外装が古いだけでなく、トイレはよく詰まる、水道を溜めておくタンクがないため、水が出ない事がしょっちゅう、といった不便さがあります。
あちこち壊れる度にオーナーに修理を頼んでも全く何もしてくれないため、もうあきらめて自分達で直しながら住んでいます。
その不快さからか、8室あるアパートの半数の部屋は空室、おかげでオーナーさんはお金に困り、毎月のように期日前に家賃を請求に来る始末...。
セブシティ中心部
さて、セブシティの中心に近い、もっと便利な場所ではどうでしょうか?
フェンテオスメニャやマボロ周辺といったところで見てみましょう。
その辺りには、多くのコンドミニアムがあります。
コンドの値段は大体、
- 2ベッドルームが25,000ペソ(約55,000円)~
- 1ベッドルームなら20,000ペソ(約44,000円)~
- スタジオタイプは15,000ペソ(約33,000円)~
となります。
ただし、この値段帯のコンドには、プールやジムが付帯しているので、ちょっと贅沢な気分になれるかも知れません。
簡素なアパートなら、
- 2ベッドルームが18,000ペソ(約4万円)~
- 1ベッドルームなら15,000ペソ(約33,000円)~
- スタジオタイプは10,000ペソ(約22,000円)~
といった感じですね。
さて、この価格帯、皆さんの地元と比べていかがでしょうか?
確かに東京都内と比べますと、この値段は激安になるでしょう。
しかし、日本でも地方と比べると、微妙かも知れません。
私の以前住んでいた大阪府門真市というところは、大変物価の安い街で、ワンルームマンションなら月3万円台から、文化住宅なら2万円台から借りれました。
もちろん綺麗な物件はもっと高いんですけど、古くて不便なところで良ければ、ファミリータイプの2DKのマンションが5万円以下であったりします。
よって、セブシティ中心部の家賃は、都心と比べると半額以下、地方と比べるとそう変わらないか、2-3割安い程度、と言えるでしょう。
セブ・日本交通費比較
では今度は、交通費です。
日本の場合、鉄道網が大変発達しており、エアコン付きの電車で通勤出来るというのは大変な贅沢だといえます。
セブには電車はなく、公共の移動手段は
- ジプニー
- タクシー
- バス
となります。
料金ですが、どれをとっても日本と比べ物にならないくらい安いです。
セブのジプニー
1ライド大体8~10ペソです。
例えば、SMシティからセブシティの西の外れ、ラバンゴンというところまで行く12Iというジプニーがあります。
距離にして7~8キロですが、端から端まで乗っても料金は10ペソ(22円)です。
DAIは大阪出身なので、大阪で例えると梅田から天王寺までが大体その距離ですが、地下鉄だと280円かかりますので、その12分の1ですね。
ただし、梅田から天王寺まで地下鉄で15分で移動出来るのに対し、ジプニーで同じ距離移動しますと大体40分~1時間かかります。
エアコンもなく、揺れも埃もすごいです。
セブのタクシー
セブのタクシーは初乗り40ペソ(約90円)スタート、300mごとに2.5ペソあがる料金設定となっています。
上記ルートをタクシーで行くと、大体120ペソ前後(約260円)だと思われます。
これでやっと大阪の地下鉄と同じような値段になってきました。
もし梅田から天王寺をタクシーで行きますと、NAVITIMEの予想金額でなんと3,430円と出ました!やっぱり大阪のタクシーは高いですね…て、いや、セブのタクシーがほとんど儲けがないだけです。
7~8km走って260円て、ガソリン代と車の維持費を引くと幾ら残るのでしょう...?
道が空いていても30分は掛かります。
もし運賃の半分が運転手の取り分で、1時間のうち半分待ち・流し、半分実車として、時給130円...
なのでセブの運転手さんは時々、ぼったくり料金を言って来たり、渋滞だと余分に料金を払うように言われたりします。
やたらとそれに応じたりチップを沢山あげるのは、相場を上げる事になり良くないのですが、ある程度はしょうがないのかなぁ、とも思いますね。
セブのバス
セブシティの外、遠方へ旅行に行くときは、さすがにタクシーを使うと高いので、バスを使います。
バスの値段は、セブシティの北の端や南の端へ行ったとしても、片道200ペソ(440円)程度です。
日本で高速バスに2~3時間乗ると、数千円かかりますから、これもやはり大変に安いですね。
しかし快適性はというと...エアコンなしのバスだと埃がひどく、またまるで難民輸送バスさながらにドアの外まで人がぶら下がってぎゅうぎゅうに乗ります。
エアコン付きのバスは逆にエアコンをガンガンにかけて寒い寒い...。
シートベルトもなく、ガンガンに追い越しを掛けるので、安全性もありません。
結論:
家賃に関しては、日本の都心と比べるとセブは格段に安く、地方と比べると少し安い程度。
交通費に関しては、快適性が無いがそれでも良ければ日本の10分の1程度で移動出来る、という事です。
前回のスーパーマーケットの物価と合わせて、セブ島での生活は、いずれにしても、日本より高くはならないですね。
質を落とした生活でも全然大丈夫、という人なら、日本の半分程度の生活費でもやって行けるでしょう。
またこの日比のコスト比較に関しては、時折色々なジャンルを取り上げてみたいと思っています。
ではまた!